参加団体・組織は、倉敷市、萩原工業、高梁川流域学校、みずしま財団、岡山大学という産官学NPOというメンバー構成でした。
文部科学省のHPから引用させて頂きますと「平成28年5月のG7倉敷教育大臣会合で採択された「倉敷宣言」を踏まえたSDGsの展開の一環で、平成30年3月29日に岡山県倉敷市水島地区、高梁川流域の市民・企業・行政・大学による「みずしま滞在型環境学習コンソーシアム」が発足した。同コンソーシアムは、以下1.~3.の3つのゴールを掲げ、産業界、自治体、地域住民、大学が協働して、高梁川流域・倉敷水島が考えるG7倉敷宣言・SDGsを具現化するものである。
- 高梁川流域と瀬戸内海の自然、文化、暮らしに直接触れる滞在体験型学習を通じて地域社会の持続可能性を発見
- 未来を担う若者たちの思いを込めた流域のビジョンづくりなど実践型教育で地域を愛し地域に根付く人材を育成
- イノベーション創出と暮らしや自然環境が調和する未来社会の実現に向けた英知と努力を世界の人々が学ぶ
岡山大学は、滞在型環境学習プログラムの開発と改訂、学生の参加等を通じて、同コンソーシアムの参画機関として協働する。参画機関:萩原工業株式会社、倉敷市、倉敷商工会議所、みずしま財団、岡山大学等
上記滞在型環境学習プログラムに参加した学生等が、人の暮らしや企業活動が相互に関連し合う状況を倉敷市水島地区での滞在型環境学習への参画を通じて知り、自らの課題意識や専門領域での学びと関連付けた深い理解を得ることで、自ら問いを立て、解決方法を主体的に考える力を持った人材へと成長することが期待される。」と紹介されています。
この活動は、岡山大学が進める実践型社会連携教育の取組みとして開発した教育プログラムがきっかけで、初年度の企画と授業を小職が担当しました。こうした教育プログラムが、留学生対象とした実践型教育や高校生の地域活動、水島での環境やまちづくりをテーマとしたイベントなど、様々なスタイルで発展展開を続けて今日を迎えています。
今年度は、更なる本格的な環境学習プログラム体系の構築をめざして、コロナ禍の影響は懸念されるも、新たな取組について大いに議論が盛り上がりました。