七夕、7月7日の夜は、井原市美星天文台で、岡山県と県下の天文台やプラネタリウムなど天文をテーマに観光誘致を進める自治体が展開する「天文県岡山」創造に向けた学習会を兼ねて天の川を観望しようとの企画でした。
ところが、2年前の西日本豪雨災害の悪夢の予感がよぎる事態となり、豪雨災害警戒(大雨警報)が発令されるにいたり、住民の皆様にお集まり頂く勉強会は中止となりました。
こうしたなかで予定通り井原市へ出かけ、まずは井原商工会議所にて、同会議所佐藤須賀則専務理事、備中西商工会の名合憲司筆頭副会長(名合建設(株)代表取締役)に井原市の企画部門担当者の皆さんと地方創生や産業の活性化、企業誘致や観光誘致の推進など政策テーマについて、2時間に及ぶ対面による意見交換会を開催いたしました。井原市創生総合戦略の策定に向けて、具体的なアクションプランの検討に入りました。
それから会議所の隣の井原市地場産業振興センター2階で、井原市の担当者と美星エリアの活性化について、これまた2時間に及ぶ対面での話し合いをいたしました。
また、大雨警報が発令されたため、短時間でしたが大舌勲市長とも意見交換をさせて頂きました。
こうして午後から夕方まで、会議所と市で2つの打ち合わせを済ませてから、美星町にある宿泊予定先のペンションコメットが大雨でキャンセルとなったため、市内に4月にオープンした築100年の旅館を現代風にアレンジして改装した「舞鶴楼」を宿に変更し、夕食も頂くこととなりました。雨の中を予定変更となった舞鶴楼にチェックインして、ひと休みしてから夜は井原市の方と意見交換会を開催しました。
ここ舞鶴楼は小田川昭和橋のたもとに建っているため、大雨で増水する様子を眺めながら、闇天を仰ぐ顛末のなかでの交歓会となりました。ちょうど2年前の7月6日に発生した西日本豪雨災害の小田川氾濫を思い出し、水かさが心配になりました。
こうして井原商工会議所と井原市にてダブルヘッダー会議でしたが、話題は豪雨災害とコロナ禍第2波で、両方の共通項は「大きな波」でした。
心配しながらの時間でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。
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