岡山県にも新型コロナウイルスの感染者が出まして、いよいよ本格的な対策に向けて、みんなが力を合わせなければならないステージとなりました。
この新型コロナウイルス感染防止の事情により、3月は卒業式をはじめ、人が多く集まるほぼすべての会合が中止となりました。
特別養護老人ホームに入所している母の具合が芳しくないのですが、高齢者の感染による死亡率が高いとあって、外部からの面会が遮断されたため、心配な日々が続いています。
こうしたなか、3月25日は、岡山放送の番組審議会が予定通り開催され、ほぼ全員の委員が出席いたし、4月からの番組改編のテーマとコロナ関係報道へのテレビ局の姿勢や対応について議論・審議がなされました。
今回のコロナ騒ぎで、ネット上には、正確性を欠いた、かなり偏った情報や誤った情報が散乱していることに改めて気づかされました。その点で、テレビと新聞が果たすべき役割が重要である点が再認識されました。
一方で、ニュース性が高く、正確なコメントが求められるコロナ関連番組で、バラエティ番組の芸人さんがコメントをするシーンが散見されるが、そこは経験値の高い専門家のコメントが欲しいと感じたと、批判的な意見も出されました。
私事では、お気に入りのパン屋さんのテラスで焼きたてのパンとコーヒを楽しみ、また、人が少ない時間帯を見計らって日帰り温泉に浸かるなど、いろいろ感染に気を使いながら時間を過ごしていますが、こうした、ちょっとした外出も控えねばならない局面が訪れるかもしれません。
還暦を過ぎ、豪雨災害や大地震、バブル経済の崩壊やリーマンショックなど、戦争以外の天災、人災を数多く経験して参りましたが、今回のパンデミックは未曾有の災害であると言え、豪雨災害や津波対策のハザードマップはあっても、コロナウイルス対策用のバイオハザードマップなるものは庶民の間には存在せず、対応の仕様が無いのが実情であると思います。
とは申せ、「最後は神頼み」にならぬよう、自らがやれる対策は精一杯とることが重要であると感じる年度末であります。