寄島「海と魚の祭典2019」と「国立天文台」見学

「晴れの国」の利を活かした活動として、12月1日は、主として医学系の留学生たちが、浅口市寄島「海と魚の祭典」と国立天文台の見学をいたしました。

朝から浅口市のご協力により、瀬戸内が持つ天・地・海の恵みを体感すべく留学生たちは興味津々です。会場は既に長蛇の列が出来ており、凄い人出にみんなびっくりいたしました。

開始の宣言が出されるや否や、ワタリガニや牡蠣、シャコやタコ、ヒラメや地魚が飛ぶように売れていきます。

瀬戸内の豊かさを実感として学びました。

さっそく蟹汁と牡蠣飯ゲットして朝食とさせて頂き、特産の子持ちワタリガニを家族に発送いたしました。

寄島では加藤勝信厚生労働大臣にお目にかかりました。

豪雨災害の復興や地域の催事で、びっくりするくらい、しばしばお見かけいたします。

留学生たちは、次に古い街並みを見学してから、昼食は名物「手延べうどん」の製造工程を見学しながら、出来立てを食しました。

この手延べうどんの味と、のど越しは、讃岐うどんには一家言持っていると自負する小職が評させて頂いても超一級品としての折り紙つきです。

お土産に買い求める学生も多くいました。

こうしてお腹を、地元の食で満たして、国立天文台へ向かいました。

天文台では、われわれの到着を待っていてくれ、さっそく、貸し切りでプラネタリウム見学をさせて頂きました。テーマはアポロ11号の月面着陸編でしたが、学生たちは大きな天井に映し出されるダイナミックな映像に見入っていました。

浅口市様のご厚意により入場料は無料でした心より御礼申し上げます。

そのあと、館内を見学してから、山頂の天文台まで登り、ドームの中を見学させて頂きました。

こうした取り組みは、現地での様々な学びはもとより、岡山地域の持つ天・地・海の利と恵みを直に肌で感じてもらい、以て、岡山を愛し、その魅力を母国と比較しながら母校や友へ発信してもらう目的とねらいがあります。

初冬の晴れ渡った天候に恵まれ、多くは教室や医療現場で過ごすことが多い医学系の留学生たちにとって、満足した一日であったと確信しました。