倉敷市真備町災害公営住宅等整備事業者選定委員会


令和元年度の前半の最終日となった9月30日は、朝早くから夕暮れまで倉敷市にて倉敷市真備町災害公営住宅等整備事業者選定委員会が開催され、まずは被害が甚大であった「川辺地区」での建設について、選定委員長として、被災された皆様方の、お役に立つべく、微力ながら精一杯にがんばりました。

具体には、倉敷市真備町川辺地区災害公営住宅等整備事業者選定公募型プロポーザル審査会であり、復興に向けた災害公営住宅と市営住宅の提案を選定するために必要な要求水準や応募要領、審査要領に基づき4グループから提出された設計・施工を一体としたデザインビルド方式による提案の審査を実施いたしました。

選定にあたっては、事前に倉敷市から渡された提案書を熟読させて頂きました。そして本日プレゼンテーション及びヒアリングの実施を経て審査を行い、評価区分・項目・配点に基づいて総合的に評価を行いました。いずれの事業者も創意工夫がみられた内容であり、倉敷市が求めた水準を念頭にオリジナリティの高い内容となっていました。

いよいよ復興に向けた住まいの供給により、誰もが安心・安全に暮らしてゆける災害公営住宅と市営住宅の建設に向けて大きな一歩を刻むことが出来ました。

2020年度中の完成を目指しますが、今回の川辺地区を皮切りに、同じく箭田地区に30戸程度、有井地区に20戸程度の災害公営住宅整備を、スピード感をもって一気に進めるため、本年内に箭田地区、有井地区の災害公営住宅等整備事業者選定委員会が開催される予定です。

復興計画は確実に進んできています。