中国フォーラム企画会議

毎年1回、中国5県の経済界、行政、文化人、大学などが集まり、中国地区の将来を考える「中国フォーラム」の企画会議が、3月14日、広島のリーガロイヤルホテルで開催されました。中国経済連合会が会をリード、事務局は日本IBMや大学も運営を一部お手伝いしています。

今年の開催地は広島、そこでのテーマ決定に向けた話し合いでは、まず、元号が改まる年であることを記念すべきであるという共通理解に基づき、企業経営の後継者問題からイノベーション創出とビッグデータAIの進化(進化や定義の変化の速さ)、災害対策まで、知恵を出し合い解決策を探るべく幅広いテーマで議論が進みました。そのなかで、松下政経塾の前塾長から、「中国5県はインバウンドの数字がオールジャパンで2%しかない、ボーとしているのでは、5県に共通する県民性ですか」など厳しい意見も出されました。

また、大学経営についても厳しい環境であり地域との連携を如何に進めるべきか、経済界から数々の質問がなされました(大学からは広島大学と岡山大学が参加)。

こうして広島城を眼下に置きながら、内容の濃いミーティングとなりました。


さて、広島へ来たら「権利」か「義務」か、広島バスターミナルの上層階にある食堂街で、やはりお昼は「お好み焼き」を食しました。

頭も心もお腹も満足した広島タイムでした。