『環境保全型森林ボランティア』説明会

新見市より一般社団法人の人杜守(ひとともり)の皆さんにおみえ頂き、平成30年前期『環境保全型森林ボランティア』の学生向け説明会です。

間伐作業の不十分な森林は陽当たりが悪く、下草が生えないので、山の保水力が弱く、今回の豪雨災害を引き起こす土砂崩れの誘因になっているとの説明がありました。

山と川を守らねば、里や海を守れないのかも知れません。

多くの学生たちがチェーンソーを手にし、森林保全と水源の涵養活動を経験して欲しいと願っています。

高梁川の源流からの地方創生について、地域の皆さんが学生たちと盛り上がりました。

新見の地域で身体をはって本気で活躍している皆さんのお話しは理論が及ばない実践知が卓越しています。

今回の豪雨災害で、人助けに入った結果、支援に前も後ろも道が土砂災害でふさがれる中で、生命の危機を感じながら活動を続けたそうです。「最後は道路を誰が守るか、われわれ市民も守る」という現場の話に生きる力を実感しました。


学生たちは教室で理論を学んでいますが、地域の皆さんの実践的なお話しや体験を融合させ、伸びてもらいたいと盃を交わしました(全員成人です)。