第10回逢妻地域会議へ参加

地域会議1
平成23年度の逢妻地域会議の活動テーマが決定されたことを受け、さらに平成24年度地域予算提案事業のテーマ検討を議題とした定例会議に招かれ出席しました。
冒頭、豊田警察署地域課と生活安全課の方から、豊田市やこの逢妻地区の防犯の情況について講話がありました。豊田市での2010年11月末現在の犯罪件数は約6400件で、そのうち413件が逢妻地域で発生しており、逢妻地域では深田山自治区が134件と多発しているとの説明がありました。また、愛知県は交通事故死傷者数が全国ワースト1であるのと同時に自動車盗難が全国ワースト1であり、そのなかでも平成21年中で豊田は409件と2位の春日井の272件を大きく引き離してその発生件数は多く、さらに車上・部品狙い件数も1925件と2位の一宮の1505件と比べて多く発生している事実を初めて知りました。
また、イモビライザーを外す犯罪の手口から、それに対抗するための防犯のポイント等について具体的な事例をひいて説明がされました。また、地域会議委員さんから、車上・部品狙いのパターンやストーカー犯罪への警察当局の対応についてなど複数の質問がなされました。因みに昨年の豊田署管内での犯罪発生件数は約8000件で、これは全国の警察署別の犯罪発生件数でワースト1だそうです。この不名誉を返上するため豊田警察署は必至であるとのご苦労話もありました。
地域会議2
豊田警察署が退席されたあと、これまで交通安全をメインテーマに活動を進めてきた逢妻地域会議では、この交通安全活動を継続しながらも、新たに公共交通や防犯について地域の課題として具体的に取り組むテーマとするかどうか、「平成24年度地域予算提案事業のテーマ」として、今後、検討を重ねてゆくことが決まりました。
さらに、豊田市から「わくわく事業」の審査基準の見直しについて説明がありました。この新たな審査基準を踏まえて、さらに逢妻地域わくわく事業のローカルルールを検討することが提起されました。
小職からは、学生達が「豊田市エコドライブインストラクター研修」を終えて、その成果を逢妻地域の交通安全教室(逢妻ドライブ)に反映すべく準備を進めていることと、東京大学の鎌田実教授より警察庁交通局の交通企画課さんに逢妻地域のこれまでの交通安全活動についてご紹介を頂き、今後、当局が必要に応じて相談に乗って頂けるとの知らせを頂戴したことを報告させていただきました。

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