10月8日、学内での午後の会議を終え、新幹線に飛び乗り京都へ向かいました。
京都駅前D2バス乗り場から206のバスで京都大学へ。予想以上に外国人観光客が多く、特にアジア人観光客で混雑していました。東大路通りを京都大学正門で下車して、京都大学のキャンパスが並ぶ日暮れた道を京都大学正門を目指しました。
暗闇に浮かぶ時計台の景色は、幻想的であり、多くの学生たちが行き交います。時計台の裏手にある法経東館の8Fへ川北英隆教授を訪ねました。
川北先生とは、氏が日本生命の財務企画室に勤務されていた時代から親交を頂いています。日本ファイナンス学会の学会長をつとめられるなど、わが国を代表するファイナンス研究者であり、証券市場の研究をはじめ背丈ほどの著書を著されておられ、この日も『市場ではなく企業を買う株式投資』が上梓されたばかりで、書店に並ぶ前の見本書が届いたとあって、共著者の先生方と電話でのやり取りをされていました。整然と片付いた研究室は、さすがに威厳に満ちていました。
▲ 川北先生(右)
ご公務がひと段落したところで、最近の金融資本市場の状況やアベノミクスの評価、さらには国立大学改革への両校のスタンスなどについて意見交換をさせていただきました。大学改革に関しては、類似点もありながら、京都大学と岡山大学では大きな隔たりがあることを実感いたしました。
研究室で夜も更けてしまい、軽く食事をということで、四条河原町の静かなお店で一献傾け、今後の人生の楽しみ方など、愉快な会話を楽しみおわかれしました。
日が暮れてからの短い京都滞在となりましたが、川北先生のお心遣いに、とても元気を頂くことができました。
感謝!
▲ 鯖寿司