いよいよ夏休み前の期末試験シーズンです。岡山大学では、この4月から4学期制を導入しましたので、2学期末の試験となります。
7月22日は、小職が担当する教養科目の試験を実施いたしました。授業科目名は「現代コミュニティと地方創生」、以下は試験問題です。
なお、学生には、地域経済分析システム(RESAS)及び、岡山市の「人口ビジョン」と「総合戦略」の概要について授業で解説、さらに各人が岡山市HPからダウンロードして読むように指示を出してあります。
- 以下の言葉の定義を述べよ。
(ア)年少人口: 歳~ 歳人口
(イ)生産年齢人口: 歳~ 歳人口
(ウ)老年人口: 歳以上人口
(エ)自然増減: 者数 - 者数
(オ)社会増減: 者数 - 者数
(カ)昼間人口: 人口 + 人口 - 人口
(キ)夜間人口: 人口
(ク)昼夜間人口比率:
(ケ)基盤産業:
(コ)非基盤産業: - 岡山市内に居住している学生数を調べる場合、どの人口統計を用いるのが望ましいか、その理由を合わせて簡潔に述べよ。
- 「稼ぐ力と雇用力」分析の概要を述べたうえで、この分析が各自治体の総合戦略の立案にどのように役立つかを簡潔に述べよ。ただし、右の語句を必ず使用すること(基盤産業、特化係数、従業者割合、人口維持)
- あなたが考える人口減少社会について、国が東京都を除く全国の自治体に求めた人口ビジョンの趣旨を必ず織り込み述べよ。また、あなたの生まれ育ったまちの将来像について述べよ。(留学生は岡山市について述べてください)
- 岡山市の地方創生にむけた総合戦略について、具体的な政策観点に立脚してあなたの感想を述べよ。
以上です。
100名を超える学生ですので採点に骨が折れますが、どれだけ理解してくれているか楽しみです。