岡山経済同友会の地域振興委員会


7月21日、岡山経済同友会の7月地域振興委員会が、岡山プラザホテルで開催され、オブザーバー参加させて頂きました。

冒頭、松田久代表幹事の挨拶で始まりました。

まず、日本政策投資銀行前岡山事務所長の松本晃氏が講師として「デザイン」をメインテーマとした工業デザインやアーバンデザインについて幅広い内容の話題が提供されました。

また、梶谷俊介地域振興委員長より、平成28年度活動方針が説明されました。その内容は①医療経営資源の共有により重複投資を回避、医療の標準化をめざす、IHN(Integrated Healthcare Network)設立と医療・福祉産業都市の実現、②スポーツコンベンションを活用した地域振興、③岡山まちとモビリティ研究会と連携した都市政策と交通政策の総合的研究、④岡山大学地域総合研究センターと連携した学都構想の具体的推進や大学コンソーシアム岡山の強化、⑤委員会活力の向上、が満場一致で採択されました。

①~④の項目において岡山大学との連携の強化が打ち出され、②~④が地域総合研究センターの担当です。これまでの地道な活動が実を結んだとの思いです。地域社会のお役に立てるように経済界との連携を深めて参ります。

また、懇親会では経済界の皆様と、活動方針の内容を巡り、大学との連携について意見交換をさせて頂きました。

さらに、2次会は場所を移して、岡山市内で梶谷俊介地域振興委員長、日本政策投資銀行の皆様と、更なる意見交換をさせて頂きました。

岡山大学に対して本音のご意見を、多数頂戴することができました。

IHN(Integrated Healthcare Network):最近成長中の米国の医療提供システムで、HMO(健康維持機構:Health Maintenance Organization)と異なり非営利団体。地域を大きくカバーし、保険団体と病院の両者が参加しているのが特徴。支払い側と受け取り側の両方が加わるために、病院が節約に成功すれば、収益が上昇し保険加入者も病院も潤う。但し,経営には高い倫理観が求められる。(日本薬学会より)