4月25日、岡山大学でも熊本と大分で発生したこのたびの地震災害の一日も早い収束と復旧を祈念しつつ、支援活動の輪を学生、教職員が一体となって展開する本格的な準備に入りました。
地域総合研究センターに、おかやまバトン、岡山まちづくり研究会、めめも会、岡山百年構想など、まちづくりに取り組む学生サークルの責任者が集まりました。
阿蘇の現地から戻られた前田芳男副センター長からの報告、ボランティア活動の心得や活動について説明する山田一隆先生、アクションプランを練る岩淵泰先生、関係する職員、こうした輪をおかやまの地域や現地と連携しながら広げてまいります。
GWに入ります。いまこそ、もう一度、災害時の備えを怠らぬよう準備、点検をいたしましょう。東日本大震災が発災した年の秋、復旧・復興に向けたプランを衆議院議員会館にて講演しました。政治判断が遅かった印象を持った当時の思い出を振り返ります。未だ復興道半ばです。そして、何よりも熊本、大分が心配です。
【東日本大震災当時の思い出】(特定の支持政党はありませんので誤解なきよう)
2011年10月28日(金)、野田政権の誕生によるメンバー構成の変更を受け、衆議院第1議員会館へ招かれ「高齢社会の移動とITSの活用(被災地の復興計画)」について講演させて頂きました。高齢社会を迎えたわが国の移動確保に向けた課題と取り組み、そして海外比較、さらに被災地の復旧・復興に向けたまちづくりの具体的プランについて、これまでの調査や活動などの経験を踏まえてお話させて頂きました。意見交換に続いて、直嶋正行議連会長(写真左:民主党副代表・両院議員総会会長:当時)と高木義明議連副会長(選挙対策委員長・前文部科学大臣:当時)から質問とコメントがありました。結びに、今こそ被災地の復興に向けて国の迷わぬスピード感ある政策実施に期待する旨をお伝えしました。
岡山大学着任当初のことですが、自分の髪が黒いことに、われながら驚いています。