新庄村にてまちづくりヒアリング


8月14日から18日まで、4泊5日の日程で、旧出雲街道新庄宿の本陣(松江藩松平公)を宿にお借りして、新庄村役場を会場に、新庄村振興計画・総合戦略の実践展開に向けた、村民の皆様を対象とした個別ヒアリングを実施いたしました。
地域創生に取組んでおられるキーマン約20人様に実施いたしました。
地域おこし協力隊の方、農家の方、林業の方、道の駅の方、お酒屋さん、教育委員会、社会福祉協議会、医療ケア関係の方、村会議員さんなど、多様な方々を対象とさせて頂きました。微力ながら全力で臨ませて頂きました。
新庄村旧出雲街道新庄宿がいせん桜通りには松江藩松平公が参勤交代で宿泊された本陣や家臣が宿泊した脇本陣が残されています。
宿泊させて頂いた、本陣は、かつて松江城主が宿泊されたメインのお部屋に泊まることができました。この慶びは、何ものにも代え難い、貴重な体験であります。
美しい村、メルヘンの村、新庄村は、こうした日本の歴史文化、そして里山暮らしを直接体験、味わって頂きながら、日本の良さを後世へ語りつなぐ、静かな観光まちおこしを進めています。
現役時代には授業や校務が多くて、なかなか思うに任せられなかった、まちづくり活動への思いを叶えられそうです。
約20名様の新庄村への思いを取りまとめて分析、次の市民主導によるアクションステージへ進みます。
こうした地道なお手伝いを進めて参ります。
そして五日間の村民ヒアリングいよいよ最終日を迎え無事に終了いたしました。
そのヒアリング概要と経過を、小倉博俊村長にご報告申し上げて、村を後にいたしました。
帰路について、真庭ICへ抜ける途中で、おかやまで大好きな癒しのスポットである、真庭市湯原温泉とオオサンショウウオ保護センター「はんざき」(入場無料)に立ち寄りました。オオサンショウウオが、動かないのをずっと見つめていると時々動いてくれます。それが、なんとも言えず、癒しを与えてくれるのです。
平成の大合併で、新庄村を除く、真庭郡の町村は広域合併をして真庭市になり、真庭郡は新庄村だけとなりましたが、この地域の資源は素晴らしいものが数多く残っています。
こうした魅力を後世に伝えながら、地方創生の活動を続けて参ります。