昨年度(2021年度)は、年間通じて「赤磐市地方創生人材育成講座」をコーディネートいたしました。4月23日、赤磐市の関係者と赤磐市の魅力発信スポットを視察、そして1年間の振り返りと将来に向かう赤磐市のあるべき将来像について考える会を開催いたしました。
お昼に赤磐市のラーメン屋で腹ごしらえをしてから、マルナカで夜に向けた買い出しをいたしました。久しぶりに2階のシーガルズコーナーを拝見させて頂きました。それから赤磐市の山陽郷土資料館を拝観いたしました。 ここは、赤磐市の縄文時代から弥生時代、古墳時代から中世までの遺跡から発掘された歴史的な考古資料が収蔵・保管・展示されています。入館料は無料で写真撮影も許可されています。
赤磐市山陽地区には、両宮山古墳はじめ備前国分寺跡など古代の歴史に触れられるスポットがある。岡山県が開発造成した山陽団地の造成に伴う広大な遺跡群から発掘された貴重な考古資料が、年代ごとに整理されて展示され、勾玉や鏡、古代剣、棺、瓦など、展示品にしばし見とれて幸福な時間を過ごすことができました。 それからクルマで、山陽団地の奥にある「足王神社」に参拝しました。岡山観光Webによれば「大国主之命、手名椎之命(てなづち)、足名椎之命(あしなづち)の三神をおまつりしており、足のけが、病気に霊験あらたかと評判です。鎌殿には、「病の根を切る。」という願いを込めて多くの鎌や刃物が奉納されています。」狛犬の前に足が供えられており、また、解説の通り、鎌が山積みで奉納されています。膝が弱くなっていますので、膝が良くなるように祈願いたしました。 参拝を済ませてから、赤磐市が誇る桃の畑が広がるエリアでひと休みしました。
残念ながら桃源郷となる花の盛りは過ぎていましたが、名残を楽しみました。
それからレース製造、刺繍事業を営む「岡山レース」さんを訪問、見学させて頂きました。昔ながらの手法を守りながら、職人技と機械が調和した、手作り感が実感できる作品や商品の数々をご紹介いただきました。久しぶりに、とてもワクワクする時間を過ごさせて頂きました。 それから一路、宿泊先の是里にある「リゾートハウス・これさと」に向かいました。
チェックインしてから、是里地区の名勝「血洗いの滝」を見学に参りました。この所以は、素戔鳴尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した剣を洗い、身体を清めたという伝承から、「血洗いの滝」の名がついたと説明されています。神秘的な滝から落ちる豊富な水量の清水が見事です。
滝の傍の祠(ほこら)を再建するためにクラウドファンディングが展開されているとの話を聞きました。こうした名所旧跡を後世に残そうとする活動には頭が下がります。現地には、クラウドファンディングで集めた資金で設置された工事用の木製ケーブルがあり興味深く拝見させて頂きました。 夕方は、是里から少しだけ足を延ばして、美作市の西の湯温泉に参り、ひと風呂浴びました。
初めて訪れましたが、思いのほかと申し上げては失礼になりますが、誠に素晴らしいお湯に驚きました。 夜は、「リゾートハウス・これさと」で、腹蔵なく本音の議論を夜が更けるまでさせて頂きました。
地方創生は道半ばながら、一歩一歩、進むことを誓いました。