寒風山を越えて高知

朝早く起きて、恒例の「伊曾乃神社」へ参拝、家族の健康を祈願いたしました。

いつもながら威厳を誇る楠を眺めてから境内に入ります。

本殿には七夕の短冊に願いを叶えるためのお札を合わせたセットが置かれていました。

お守りも買い求めました。

今回は近くにある臨済宗の名刹「保国寺」へも参拝させて頂きました。

山門も見事ですが、本堂が茅葺の由緒と風情のある堂々とした造りです。

あいにくの小雨ながら、お庭を楽しませて頂きました。

それから、加茂川沿いの国道194号線を、一路、愛媛県と高知県の県境を貫く寒風山を目指しました。

山の深さを感じながら車窓から森林浴を楽しみました。

そして一気に寒風山トンネルを抜けて高知県へ出ました。

高知県側を少し下ると「いの町」の道の駅「木の香」があります。

まずここで休憩です。

ここは四国三郎清流「吉野川」の源流です。

川の水は透明です。

川を望む閑静な温泉宿を持つ道の駅です。

11時がオープンのため入浴は断念です。

土産に「よもぎ饅頭」が目をひきましたので買い求めました。

トイレを済ませて出発、一気に194号線を、高知市方面を目指します。


途中、木の根というポイントに吊り橋が見えましたので、クルマを停め渡りました。

端の幅は狭く揺れます。

高所恐怖症の人には、結構、スリリングです。

吉野川の深さを感じながら上機嫌です。


さらに南下しますと、次の道の駅「633(ムササビ)美の里」です。

ここでは野菜を買い求め、お昼が近いので、名物の「ツガニ蕎麦」を食しました。

川蟹の味噌がふんだんに入り、茄子の薄切りが大量に浮いています。

蟹の出汁が効いていて、とても満足でした。

さて、さらにクルマを走らせますと、清流は仁淀ブルーで有名な仁淀川です。

高知県では四万十川の沈下橋が有名ですが、ここ仁淀川にも沈下橋があります。

クルマを川辺まで進めて、橋げたまで降りて、仁淀川の素晴らしさを堪能しました。


そして道の駅「くらうど」で、お風呂を頂きました。

土佐和紙を漉く体験ができます。

また、機織り体験もできます。

全国の道の駅でも特色ある屈指の道の駅であると言えます。

お土産に机に敷く手漉き和紙を買い求めました。


そして、いの町の中心地に出ますと「いの町紙の博物館」があります。

ここは見ごたえあります。

和紙の歴史から職人技の伝承、和紙工芸品の販売など、ゆっくりと時間をかけて見学しました。

こうして高知の日帰りの旅を堪能して岡山へ帰宅いたしました。


新型コロナ感染拡大の影響で県外への移動が制限されていましたので、久しぶりの遠出のドライブに満足しました。