主人公の「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一です。
渋沢栄一は、一橋家の家臣となり、慶応元年(1865年)春、農兵を集めるため、領地であった備中国西江原村(現岡山県井原市)を訪れました。
滞在中には、興譲館の館長であった阪谷朗廬と語り合い、親交を深め、農兵の募集では大成功をおさめ、苦労の末に農兵200名を集めることができ15代将軍の慶喜に認めらたとされています。
まさに、井原は栄一にとって世に出るきっかけとなった地でした。
渋沢栄一が朗廬と面会したとされる興譲館講堂は、現在でも当時のまま残っています。
また、興譲館高校の校門に掲げられている「興譲館」の扁額は、栄一が明治45年(1912)に揮毫したものです。
このように、井原市内各所に渋沢栄一ゆかりの地があります。
大河で歴史に興味を持つようになった、われわれTV世代と違い、ネット世代の大学生にはやや認知度が低い模様です。
ともあれ教材利用と評判評価も含め録画しました。