本堂、三重塔、宝篋印塔が国の重要文化財に指定されています。
岡山観光HPによれば「岩間山本山寺(美作西国33所観音霊場 第1番)、大宝元年(701)頼観上人の創建で本尊は観世音菩薩。古くから山岳仏教の道場、庶民信仰の霊地として崇敬されていました。長承元年(1132)に稲岡ノ庄(現久米南町)の漆間時国夫妻が参詣され誕生したのが、後の浄土宗の宗祖と仰がれる法然上人(源空)といわれています。江戸時代、津山藩主森家の祈願所として尊崇されました。山内寺院のうち遍照院・仏性院・梅元院の三院が院内頭でしたが、本坊一ヶ寺となりました。現在の境内地は4200坪、十余棟の堂塔伽藍は昔と変らぬ面影を伝えています。」と紹介されています。
ここは静寂に包まれた佇まいであり、三重塔を見上げながら、思わず深呼吸をしてしまいました。
まさに岡山のパワースポットと呼ぶにふさわしい霊験あらたかな聖地です。
他に参拝する人はなく、広い境内を時間の許すまで散策させて頂きました。
岡山には国宝の吉備津神社や閑谷学校など、歴史に彩られた名所がありますが、山々に抱かれた神聖な山中に開祖された本山寺の魅力は、県内で特にお気に入りスポットに加えたいと思いました。
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