四国生まれの人には当たり前ですが、四国八十八カ所巡りは有名です。
その開祖と言われる空海は香川県生まれであり、「お大師さま」としても親しまれる弘法大師空海は、宝亀5年(774年)6月15日、御父・佐伯善通(さえきよしみち、俗名:田公 たぎみ)と御母・玉寄御前(たまよりごぜん)の子として、四国・香川県の西部、ここ善通寺の地に御誕生になりました。と、その生誕を記す寺院が第75番札所「善通寺」です。
10月18日、休日を利用して、ここ善通寺へ病気治癒祈願に参りました。
ここの境内は、数ある札所の中でも、とても広く、金堂内の中央須弥壇上に座す善通寺の本尊である薬師如来坐像に参拝して、病気治癒の銘が入った大きなお線香を供えて治癒祈願をいたしました。
お土産に「空海」と刻まれたお煎餅を買い求めました。
せっかく、瀬戸大橋の通行費を払いましたので、昼食は讃岐うどんの名店「山下うどん」で、かけ饂飩の大とおでんを頂きました。
また、近くにある空海が治水工事をしたと伝わる香川県まんのう町に位置する日本最大級の農業用ため池「満濃池」を眺めに参りました。
ここは国営さぬき満濃公園から入り、遊歩道がつけられています。
いまはコスモスとコキアが満開で、この日は入場料が無料とあって、大勢の観光客が訪れていました。
広い園内ですが、あまり無理をせず、時間をかけて散策、満開のコスモスとコキアを楽しみました。
帰りに日暮れまで余裕があり、また、万歩計のカウントが一万歩に、まだ少し余裕がありましたので、丸亀城址を見学いたしました。
ここは現存12天守の一つであり、見事な石垣を有する精悍な構えのお城です。
ただ、病み上がり、リハビリ中の身体には、天守へ登る坂道が急であり、途中、少し体調に不安を感じ、たびたびベンチで休憩いたしました。
無理は禁物であると言い聞かせました。
入院してひと月ほど、運動らしい運動をすることが出来ませんでした。
この日は、1万2千歩を歩きました。
元気な時なら、この歩数は当たり前なのですが、平常時の半分ほどの速さで、それも最後の丸亀城を除き、平坦な道だけを選んで歩いた達成感溢れる一日でした。
ただし、身体のバランスが十分でないため、とても体力を使ったリハビリとなりました。
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