2月25日、株式会社日本オリーブを経営する実業家としてだけでなく、日展会友など本格的な画家として牛窓を愛し、オリーブ園とともに生きた故・服部恒雄氏の回顧展に参りました。
日展入選の経験も持たれる恒雄氏の画家としての足跡を同社の服部恭一郎社長から、直接、お聴きすることができました。
オリーブ園からの牛窓の風景
オリーブ園の風景を描いた佐竹徳画伯の作品は瀬戸内市立美術館で常設されているため存じ上げておりましたが、服部恒雄氏が、株式会社日本オリーブを経営する実業家としてだけでなく、佐竹徳画伯に師事し、日展会友など本格的な画家としての顔もお持ちであることは、失礼ながら存じ上げませんでした。企業経営の傍ら、オリーブ園の風景を描かれ、さらに後半は作風の異なる水彩画や版画に新たな境地を求められたというお話を拝聴しながら、在りし日のお姿を偲ばせて頂きました。服部恭一郎社長に感謝です。
オリーブ園内にある「赤屋根」と日本オリーブ本社近く「永楽会館」で開催されている回顧展は2月26日まで、また、2月19日(木)~4月2日(日)まで、「生誕120年 佐竹徳展 -坂手得二・服部恒雄とともに-」が瀬戸内市立美術館で開催されています。
きびや
帰りに、牛窓の名店「きびや」さんで、手作り本練り羊羹「粋」(雄町の水で作られています)とカステラ饅頭「唐子踊」を買い求めました。