倉敷乱亭から笠岡

娘から親孝行の一環としてプレゼントされた倉敷美観地区にある吉井旅館にある鰻の「乱亭」食事券、もう1回分が残っていたため、8月16日、2回目の土用の丑の日は8月4日で、とっくに過ぎていましたが、お盆の先祖を送る、送り盆を行いました。

今日は三河産の鰻ということで、岡山県下にも何軒かは鰻屋さんがありますが、ここの鰻重は焼き上がりがやさしく、ふんわりと上品で格別な満足の行くお味です。ゆっくりと時間をかけて頂きました。
食事の後は、はす向かいの「平翠軒」にて、全国、世界の逸品食材を見て歩き、今回は、広島県産のレモンの果汁をドレッシングとして買い求めました。

倉敷美観地区は、文化庁から「伝統的建造物群保存地区」指定を受けています。地区内の保存事業を計画的に進めるため,保存条例に基づき保存活用計画を定めます。国は市町村からの申出を受けて,我が国にとって価値が高いと判断したものを重要伝統的建造物群保存地区に選定します。選定を受けた市町村は、文化庁や都道府県教育委員会から指導・助言を受けて、市町村が行う修理・修景事業、防災設備の設置事業、案内板の設置事業等に対して補助し、税制優遇措置を設ける等の支援を受けています。
倉敷市美観地区は、江戸時代後半以降を中心とする、本瓦葺塗屋造りの町屋と土蔵造りの蔵などを中心とした町並みが、現在まで良好に継承されている地域です。明治以降、若干の洋風建築が建てられていますが、現在では鶴形山の緑や倉敷川畔の柳並木と調和し、優れた歴史的景観を形成しています。倉敷市の地域創生総合戦略でも、誘客拡大のための観光力強化を謳い、その具体策として「美観地区周辺電線類地中化施工延長」作業を進めています。

時間があったので、国道2号線を西へ走り、笠岡ベイファームへ参りました。
いまは、ひまわりの花が満開です。
結構な広さに花が広がり、多くの観光客がひまわり畑に入り思い思いのポーズで写真を納めていました。
ここは、四季折々に、様々な花々が植えられて、訪れる人を楽しませてくれます。
お世話や手入れをされる皆さんたちのご苦労を考えると、人の心を和ませ楽しませるための努力は大変だと想像いたしました。
帰り道にある笠岡ふれあい青空市に立ち寄り、笠岡産の苺で人気のソフトクリームを頂きました。