仮設住宅が抱える移動面での課題

朝食会場は早くから仕事着の関係者の方で賑わっており、打ち合わせを兼ねた食事にもご飯のお代りをする方々が多かったのが印象的でした。われわれも8時に集合して、二日目の調査に出発しました。運転は引き続き鎌田先生が引き受けてくだ

大槌小学校、中学校(仮設)

 ▲ 大槌小学校、中学校(仮設) 今回の災害では、大槌小学校、安渡小学校、赤浜小学校、大槌北小学校、大槌中学校の計5校が使用できなくなるという被害を受けました。 仮設校舎を、同町内の「大槌ふれあい運動

大槌港

大槌港には東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターがあります。ここも津波で被害を受けています。3階にあかりが見えましたが、建物は壊滅的な状況で、大槌町内で移転先を探しているところだそうです。 われわれは、港にクルマ

大槌町役場にてヒアリング

役場が被災したため、現在の大槌町役場は、津波被害(1階)、火災被害(2・3階)があった旧大槌小学校を、改修し小学校の建物をそっくり利用しています。改修費は膨大で、賛否が色々あったようです。 ここには、東京大学の支援活動の

希望の灯り

大槌町が一望できる高台に登りました。斜面には真新しい墓石があちらこちらに見受けられます。 まだまだ、痛々しい風景に息を呑み、完全復興への道のりは遠いことを感じますが、ところどころに確実に復興が前進している様子もみてとれま

旧大槌町役場

津波が押し寄せた際に、町民を守ろうとして町長以下、役場に残っていて、大勢の尊い職員の命が失われた大槌町役場です。 今もなお、多くの花が手向けられています。時計も津波に呑み込まれた時刻を刻んだまま止まっています。大槌町は今

安渡第2仮設団地

大槌町の高台に位置する安渡小学校は地震により倒壊の危険性があり閉鎖になりました。その校庭に建てられた、安渡第2仮設団地には、小学校の校庭一杯に35戸の仮設住宅が並びます。 校舎には ” ありがとう安渡小学校

釜石市に入り復興住宅見学

日本最古の製鉄所の歴史を持ち鉄のまちとして栄えた釜石。1989年に高炉を停止、あわせて転炉・連続鋳造設備なども休止した後に、今回の震災の影響を受け、さらに2012年、新日鐵住金が発足して現在は釜石製鐵所となっています。