Green Days College2013「高梁川ミーティング」開催

Green Days College2013「高梁川ミーティング」
岡山県の西部に位置する高梁川は中国山地の新見市を上流域に持ち、高梁市、総社市などを経て、倉敷市にて瀬戸内海(水島灘)に注ぐ111kmの1級河川です。流域には岡山県内多くの市町が関わり、淡水魚の出現数は全国のベスト10位以内として豊かな自然環境を誇っています。
また、古くは高瀬舟による物資の移動にも重要な役割を果たした歴史があり、倉敷市出身の実業家・大原總一郎(1909~1968)氏は、訪欧先のドイツライン川が、文化と産業の大動脈であることに魅せられ、高梁川も地域の「紐帯」となっていることに鑑み、当時の高梁川流域にある88の自治体から成る高梁川流域連盟を創設したとされています。その設立趣意書を引用しますと「高梁川流域の人はこの川を機縁として互いに理解を深め、相親しみ、協力してこの川を守り、この川で培われた文化や産業の共同体をより美しく、より合理的に築きあげなければならないと思う。… またこの流れによって生きた人々によって守られ、利用され、郷土の文化を生み産業を育て、歴史の流れと共に人々の生命の糧となり、魂の故郷となった。」とあります。この精神を今に活かし、さらなる実践的な活動や教育プログラムを提供しようとする活動がGreen Dayです。

Green Days College2013「高梁川ミーティング」

12月8日、昨年に続き、倉敷市環境交流スクエア (倉敷市水島東千鳥町1-50 (水島臨海鉄道水島駅前)において、Green Days College2013「高梁川ミーティング」が開催されました。Green Dayのはじまりは2003年にさかのぼります。また、その精神は、高梁川を軸とし、行政区域の枠を乗り越えた「文化共同体」を創造し、その文化向上と地域の活性化を図ることをめざしています。
基調講演では、「白川村の地域づくりにおける自然学校の役割 ~トヨタ白川郷自然學校の現場からの報告~」と題して、講師はトヨタ白川郷自然學校 校長補佐でNPO法人白川郷自然共生フォーラム理事・事務局長の山田 俊行 氏が学校設立の経緯や理念、そして活動の目的やねらい、さらに実際のプログラムの全体像について話題提供いただきました。
続くパネルディスカッションでは、「高梁川流域 GREEN DAYS COLLEGEの設立を目指して」と題して、4名のパネリストから高梁川流域での活動報告がなされました。報告は高梁川の上流域からの順番で、NPO法人フォレストフォーピープル岡山の山下武司理事長、そうじゃ水辺の楽校の友杉冨治コーディネータ、みずしま財団の塩飽敏史研究員、笠岡市市民活動支援センターの森光康恵氏です。そして、コメンテーターをGREEN DAY実行委員会委員長の大久保憲作氏と基調講演いただいた山田俊行氏にお願いしました。コーディネータ(進行)役が小職でした。
4名のパネリストからの話題提供は、基調講演のトヨタ白川郷自然學校に負けずとも劣らない素晴らしい活動内容の紹介でした。また、山田先生からも賞賛のコメントをいただくことができました。
最後に大久保委員長が「流域各地で様々に活動し始めた者たちが高梁川の源に集結し、相互に交流、連携しながらより大きな流域全体のウェーブにすることが必要である」と結ばれ「高梁川ミーティング」は盛況のうちに閉幕しました。
岡山大学としても、こうした地域活動に学生参加を含め積極的に取り組んでまいる予定です。
Green Days College2013「高梁川ミーティング」

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