岡山県議会地域公共政策セミナー

今年度の地方創生は、インバウンドを含む観光事業の展開による地域活性化への取組みが注目を集めました。

2月27日は、岡山県議会にて議員の先生方を対象に「岡山県における市民参加型による観光まちづくり推進に向けて」をテーマに講演させて頂きました。本セミナーでの講演は2度目です(前回は2016年12月2日:テーマは、「地方創生と地域経済」

県内自治体の観光事業への取組み事例を中心に、極力、理論より実践に重点を置いて話題提供いたすよう心がけました。

特に、倉敷美観地区のような伝統的な観光地としての事業展開よりも、移住定住政策に代表される地域へ人を呼び込むためのきっかけ作りとしての観光、さらには地域の雇用を創出するためのビジネスモデル作りとしての観光など、すべての自治体で取組みが進む、地域創生総合戦略とリンクして、地域の特徴に適合した政策立案が重要である点、今ある資源としてスポーツイベントへの参加を通じて来岡される県外、海外の方に向けた観光誘致へのシナリオ作りなどを中心にお話をいたしました。岡山県議会事務局HPには下記の通りご紹介頂きました。

岡山大学大学院社会文化科学研究科の三村聡教授(岡山大学地域総合研究センター長)を迎え、「岡山県における市民参加型による観光まちづくり推進に向けて」をテーマに講演していただきました。講演では、DMO(観光地づくりなどを行う官民一体の観光地経営体)などを例に挙げ、県内における具体的な事例や考え方を中心に、その課題や方向性に関する話がありました。その後、観光による地域創生について、意見交換を行いました。