「おかやま円卓会議」は2016年10月に設立され、今回で2回目の開催です。岡山県における地域創生、並びにグローバル化への対応を視座に置いた人材教育の推進に資するために、おかやま地域発展協議体からの意見具申に基づき、地域課題の解決のため、持続的かつ戦略的に地域創生活動に取り組み、それを推進することを目的としています。メンバーは、岡山県商工会議所連合会代表、一般社団法人岡山経済同友会代表、一般社団法人岡山県銀行協会代表、岡山県知事、岡山市長、倉敷市長、山陽新聞社代表、岡山大学長で構成されています。
座長は、引き続き山陽新聞社会長の越宗孝昌氏、そして副座長には本学の槇野博史学長が選出され、事務局長は、「おかやま地域発展協議体」の委員長である、本学の高橋香代理事・副学長(企画・評価・総務担当)が務めることになりました。
会議では「おかやま地域発展協議体」が支援する4つの研究会(「岡山まちとモビリティ研究会」「おかやまスポーツプロモーション研究会」「国際学都研究会」「おかやま空家対策研究会」)から活動報告や研究成果の説明がありました。その後、参加者全員から、活動報告や研究成果に対する意見やコメントが出され、産官学金言連携による地域の発展等について活発な意見交換が行われました。また、更なる本会議の強化に向けて議論が必要であり、社会実装にまで持ってゆくことが大切であるなど、叱咤激励の提案がなされました。
「地域の創生に向けて具体的な行動が大切であり、その実績をあげつつあり、共に更なる歩みを進めることに益々期待する」と越宗会長が結ばれ閉会しました。
本格的な産官学民による地方創生と地域で活躍するグローバル人材の育成に向け、今後の展開に期待が寄せられます。