環境保全型森林ボランティア

久しぶりの新見市です。8月31日は、新見に来ましたら、恒例、カツマル醤油に岡本研吾社長(前岡山県選挙管理委員会委員長)をお訪ねして、最近の新見市のお話を拝聴いたしました。人口減少対応や雇用の創出、防災対策の重要性や高梁川流域連携、そして鳴滝の歴史的景観の保存による資源活用など、幅広な話題について2時間近く意見交換をさせて頂きました。

また出雲街道を通じて新見にもたらされた鑪(たたら)の本格的な復活による鎌倉時代の日本刀の再現に取り組む興味深いお話を専門家からお聞きしました。


「JAあしん」に立ち寄り、名物「千屋牛弁当」を買い求め遅めの昼食としました。

新鮮野菜に加えて、特産のピオーネやいまは桜桃が店先に並んでいます。

さて、学生たちにお菓子やノンアルコール飲料を買出し、一路、神郷温泉に向かいました。すでに学生たちは到着してミーティングを終えて夕食の準備に取り掛かっていました。神郷温泉にゆっくりとつかり運転の疲れをとりました。夜は、自己紹介を含む懇親会が開催されました。若い学生たちはすぐに打ち解けて盛り上がりました。

さて、9月1日、新見市神郷の朝は早くに起床、環境保全型森林ボランティア活動開始です。学生たちは朝食・昼食(弁当)の準備を同時に行いながらチェーンソーやテノコ、ヘルメットや地下足袋の用意にかかっています。

今回の参加大学は、東京農業大学、近畿大学、京都大学、三重大学、鳥取大学、岡山理科大学、岡山大学です。新見公立大学からは看護師として活躍中のOGが加わってくれます。


岡山大学は院生含む総勢10名が参加、現地でのコーディネートも岡山大学卒業生が、主催の一般社団法人人杜守はじめ森林組合、岡山県民局、地域おこし協力隊など専門家から指導を頂ながら担当です。中国地区の林業企業・団体への就職を目指す学生が複数いることを聞いて、喜んでいます。安全第一で頑張って欲しいと檄を飛ばしました。

まず午前中は新見市森林組合で研修がありました。来賓に新見公立大学公文裕巳学長をお招きいたしました。素晴らしいお話を賜りました。

森林組合での座学研修に続き、現地では、間伐材を使って実際のチェーンソー研修です。

岡山県備中県民局と主催の一般社団法人人杜守の皆さんにご指導を頂き、実際の伐木に入りました。小職も久しぶりにチェーンソーで玉切り実習を行いました。うまくいきません。

山陽新聞に取材を頂きました。岡山大学から参加の3人娘との記念撮影をアップします。

実践知に基づく生きる力を得て、怪我なく無事に帰ってきてもらうことを祈念しました。