中国経済産業局主催「ダイバーシティ」セミナーに参加

アベノミクスによる内需拡大のためには、ダイバーシティの発想が不可欠な時代になりました。6月2日は有給休暇を頂き、中国経済産業局が主催する「多様な社員が活躍する組織を創るダイバーシティ経営セミナー」に参加しました。

経済産業省の方針では、「経済のグローバル化や少子高齢化が進む中で、地域企業が競争力強化を図るためには、多様な人材が活躍できる組織創りが欠かせません。特に、若者・女性・シニアなど一人ひとりが能力を発揮することでイノベーション・価値創造に参画していくダイバーシティ経営の推進が求められています。本セミナーでは、多様な人材の能力を最大限に引き出し、成果に繋げていく組織創りの実践事例をご紹介すると共に、実践への第一歩となる場にしたいと考え、人材採用の課題解決と、事業成長のきっかけとして頂きたい」との思いです。

最近まで、岡山大学で一緒に働かせて頂いた大原晃洋先生(経済産業省から出向)が、中国経済産業局地域経済部長になられていました。久しぶりの再会であり、近況報告と情報交換をいたしました。

基調講演では、小職が理事を務める「人を大切にする経営学会」代表世話人の法政大学大学院政策創造研究科の坂本光司教授が講師にたちました。この学会では「業績重視・技術重視・シェア重視といった経営ではなく、人の幸せを重視する経営の実践こそが、結果として企業に安定的な好業績をもたらすという経営学の普及・深化」を目指しています。この日は、経済産業省にご協力を頂きながら、「人を大切にする経営学会」中国支部大会の開催を企画する打ち合わせを兼ねてのセミナー参加でした。

また、セミナーのテーマは「女性が活躍する組織とイノベーションを生み出すダイバーシティ経営」として、当然ながら3名のパネリストとファシリテーター全員が女性でした。

いまのカープの好調を支えているのも女性だとか、カープ人気は凄いですね。

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