2月6日の午後から倉敷中央病院大原記念ホールで開催された高梁川流域学校シンポジウム(高梁川ミーティング)に参加しました。
まず、お昼に2月11日でオープン50周年を迎える老舗のお気に入り「又一ラーメン」で腹ごしらえです。素朴な味わいに満足しました。
さて、午後の部は高梁川流域学校長の神崎宣武学校長の挨拶ではじまり、まず、大原家第10代目にあたる公益財団法人大原美術館専務理事で、くらしき作陽大学特任准教授の大原あかね氏が「川の声に耳を澄ます 一滴が集まりそして海へ」と題して基調講演をされました。高梁川流域の歴史や文化、そして自然の尊さや川が人の営みに如何に大切であるかを熱く語られました。続くシンポジウムの「持続可能な高梁川流域の社会づくりの試み」では、トップバッターとして同僚の石丸香苗先生が、岡山大学が倉敷市水島で展開する実践型社会連携教育「倉敷市水島から学ぶ地域社会と環境」や水島で実施点する学都研究「水島の地域資源を活かした環境学習教材の開発」、来年度に向けた水島での発展型授業プログラムの開発状況について話題提供いたしました。続いて流域の大学から岡山県立大学の田内先生、倉敷芸術科学大学岡崎先生、吉備国際大学学生の高山さん、くらしき作陽大学学生の川野さんの順番で、それぞれの大学の取組みが紹介されました。こうした報告を受けて、神崎宣武学校長、大原あかね氏、川島直氏(公益財団法人日本環境教育フォーラム理事長)からコメントを頂き、進行役を務められた高梁川流域学校代表の大久保憲作氏(倉敷木材社長)が結びとして総括をされ盛会のうちにシンポジウムは閉幕しました。
本学からは荒木勝理事(社会貢献)・副学長と地域総合研究センターの伊藤直人アドバイザー、報告者の石丸香苗先生、彼女と水島で活動を共にする鷹野郁子研究員、そして小職の5名が参加しました。
岡山大学地域総合研究センターは、今後とも、この活動をサポートして参ります。