岡山県立大学でシンポジウム

岡山県立大学では、令和2年度から6年度までの文部科学省の補助事業(COC+R)である「吉備の杜」創造戦略プロジェクトを展開されています。
その要諦は、かつてのCOC+の成果に基づかれて、新たに3~4年次生に「吉備の杜クリエイター課程」、大学院生に「吉備の杜プロデューサー課程」を設け、既存の課程と合わせた三つの課程を副専攻「吉備の杜」として地方創生人材教育プログラムを実施されています。そのキーワードのひとつが、「ヒューマンスキルと即戦力を身に付けた雑草型リーダー」の育成であると沖陽子学長は熱く語られます。
こうしたなか、1月11日、岡山県立大学にて「吉備の杜で繋がるOKAYAMA未来図~「吉備の杜」創造戦略プロジェクトのNEXT STAGEとは?」が開催されました。
第一部の「吉備の杜」創造戦略プロジェクトの成果と課題を共有するに続き、第二部の「地方創生を実現する人材育成のNEXT STAGEを展望する」では、信州大学の林靖人副学長による基調講演「大学のリソースを活かしたこれからの人材育成」に続き、パネルディスカッションがあり、林靖人副学長、岡山トヨタ社長の梶谷俊介社長、真庭市太田昇市長、岡山県宮本由香産業労働部長、沖陽子学長らと登壇させて頂きました。リカレント教育(社会人が仕事で求められる能力を自主的かつ継続的に学び直す)や高大連携による探究学習や課題解決型学習の方向性などテーマは多岐にわたり、本音のトークで会場は盛り上がりました。
岡山大学から那須保友学長が参加され、会場から岡山大学が目指す人材育成の戦略シナリオについて話題提供いたしました。
岡山大学は岡山県立大学と連係しながら、国の予算を得て、実践的な人材育成教育や研究を進めて参ります。