岡山の玉野と玉島での産学連携の話題

岡山県の玉野市に主力工場を建設した、パワーX社の経営ビジョンは「自然エネルギーの爆発的普及を実現する」を標榜されています。
7月16日、岡山大学に本社から幹部をお招きして、パワーXのエネルギーを「溜める」「運ぶ」「使う」を統合的にデザインするビジネスモデルの説明と、太陽光、風力、潮力、熱などの自然エネルギーを溜めて、運び、普及させる今後の方向性をご披露頂きました。玉島にあるパワーX社のモジュール工場で作られる蓄電池は、「グローバルに実績のあるセルを採用し、低コストでかつ、ストレージパリティを実現した蓄電池です。また、国際的な安全規格を遵守し、高い安全性を確保しています。」と説明を頂きました。今後の岡山大学との連携可能性についての議論がスタートいたしました。
夜は、パワーX社さんを岡山へ招聘するきっかけづくりに貢献した、岡山シーガルズの河本昭義監督を交えて、企業と大学とスポーツチームとの取り合わせで、これからの岡山を拠点とした事業の可能性について熱い意見交換をさせて頂きました。

そして、7月18日は、久しぶりに玉島商工会議所へ守永一彦会頭をお訪ねしました。会頭を筆頭とした、まちづくりの熟議にヒートアップいたしました。
テーマは若者たちの集うサード・プレイスづくりです。その活動がいよいよ本格化します。事業計画、予算計画、参画する皆さんの座組の確定など、岡山大学は山陽学園大学さんと連携して地元の高校生たちと共に探究学習でお手伝いします。
夜は、更に議論を深めるべく情報交換会に参加させて頂きました。

玉野と玉島とは、両方のエリア共に、瀬戸内に面しているため間違いやすい地名です。
双方ともに、様々なスタイルで地域を元気にする活動が進んでいます。