中国経済連合会2024年度定時総会が、6月11日、広島リーガロイヤルホテルで開催され、学長の名代として出席いたしました。
同会の理事・副会長をつとめられてきた中国銀行宮長雅人取締役会長が退任、加藤貞則頭取が後任として同会の新理事・副会長に就任されました。
昨日は、加藤頭取は所用につき不参加、宮長会長に「長い間、ご苦労様でございました」とご挨拶をさせて頂きました。岡山からは、同理事・副会長の松田久岡山県商工会議所連合会会長と同常任幹事の晝田眞三岡山県中小企業団体中央会会長が出席されていました。松田会頭からは、先日の岡山大学でのアリーナシンポジウムの話題に終始され「これからが本番なので、よろしく頼みます」と言われました。晝田会長からは「三村先生の同友会での講話は面白くて印象に残っています」「中国銀行さんも新しい体制ですね。宮長さんは一切の公職から潔く身を引いています。見習うべきですね」など、和やかな雰囲気のなかで懇談をさせて頂きました。
また、同理事・会長の芦屋茂中国電力会長からは「大学連携を進めたいので、引き続き、岡山大学さん、よろしくお願い申し上げます」とのご挨拶を頂きました。
「岡山へお越しの節は、ぜひ、大学へお立ち寄りください。学長がお待ちします」と申し上げました。
講演会では、東大経済学部の渡辺務教授が「賃金・物価・金利の正常化~現状と課題」で90分間、持論を述べられました。渡辺教授は元日本銀行のご出身で、政策金利(公定歩合)の利上げには慎重派と言われています。弊職も日本金融学会所属は30年選手のため、懇親会の場で、意見交換をさせて頂きました。