若手職員と備前市訪問

備前市は、岡山県の東南端、兵庫県と隣接、古くから備前焼と漁業が栄え、現在は耐火煉瓦をはじめとする製造業が盛んです。
交通は、鉄路は、JR赤穂線、JR山陽本線、道路網は、国道2号線とブルーライン、山陽自動車道、瀬戸内海に面することから内航船を中心とした海運業など、交通網には恵まれています。一方で、ピーク時に人口5万人が、現在は人口3.2万人に減少し、少子高齢化が進行しています。とりわけ、備前市役所がある中心核の片上地区は、1991年、片上鉄道が廃線になって以降は、商店街の衰退が始まり、2002年には、商業施設「アルファビゼン」の閉鎖が決定打となり、衰退がとまらない状況です。備前市を活性化する計画案では「旧アルファビゼンを減築し、キッズスペースや公民館、歴史民俗資料館や社会福祉協議会などが入る複合施設として整備する計画」が進められようとしており、7月13日、その意見交換会に、研究部門若手職員3人と伺いました。
積極的な意見交換がなされ、岡山大学でも持ち帰り、具体的な支援策を検討することをお約束しました。
ミーティングを終えて、クルマへ戻ろうとした瞬間、大音声の雷鳴が轟き、ダッシュでクルマへかけ戻った瞬間、滝のようなゲリラ豪雨に見舞われました。
ある意味、思い出に残る有意義な意見交換会となりました。