代休を頂き、広島県府中市を訪問することにしました。
定年退職したら、時間をかけて料理をしたいと思いながら、府中市を目指してクルマを走らせました。
広島県府中市は、かつて「備後国府」が置かれ、備後エリアの政治、経済、文化の中心であった古都です。また、平成の合併で、瀬戸内海に注ぐ芦田川水系本流、支流と日本海に注ぐ江の川水系上下川が流れ分水界を形成している地理的に興味深いまちでもあります。さらに、最近は岡山県の多くの自治体でも注目を集めている「子育てステーションちゅちゅ」が完成して以降、妊娠前や妊娠時の悩み、出産や赤ちゃんの発育、保護者の方の健康について、保育士や保健師、公認心理師などが、様々な相談に「ワンストップ」で対応しています。
また、公共交通では、府中市と中国バス(両備バス)が運行を支えており、府中市上下線を利用する場合は、料金が500円を超える場合、超えた金額を払う必要がありません。こうした工夫で住民や観光客の市内移動をサポートしています。
お昼には府中味噌を使った味噌ラーメンを楽しみました。 福山市新市場町の宮内には、備後一宮吉備津神社があります。
府中市が国府ですから、この備後一宮吉備津神社との関係性も深いものがあると想像しました。小雨交じりのなかですが、広い境内を一回りいたしました。重要文化財の朱色の本殿は見事です。
また、厳島神社も池にかかった古い橋を渡りながら、訪れた人に落ち着きを感じさせてくれます。タチアオイの紅白もきれいに池に映えていました。
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