昨シーズンは、チームの代替わりと初めての外国人選手の入団などがあり、善戦するも対戦成績が伸び悩み苦戦をした岡山シーガルズです。また、コロナ禍の影響や公式戦の試合の組み方などの影響もあり、観客動員も、やや不安が残る結果となりました。
こうしたなかで、5月29日、岡山プラザホテルで立食形式による移動自由での報告会が、久しぶりに開催されました。
6時半の開会時には、大広間は満員のお客様で埋め尽くされ、前社長の市原誠二顧問と共に、手を取り合いながら、安堵いたしました。
会では、選手たちが美しい隊列で入場、河本昭義監督(現社長)の挨拶で幕が開きました。来賓挨拶では大森雅夫岡山市長が登壇され「シーガルズは単なるプロスポーツチームではなく、失ってはならない岡山の宝であり、アリーナ建設について、オールおかやまで、知恵を出し合い協力し合いながら取り組みたい」との意思を、改めて強く示されました。
懇親の場で、参加されていた、井原市、高梁市、赤磐市、府中市(広島県)4人の市長にお声かけをしてから、大森市長を励ます意味を込めてセンターにお招きして写真をお撮りしました。左から友實武則赤磐市長、大舌勲井原市長、大森雅夫岡山市長、小野申人(しんじ)府中市長、近藤隆則高梁市長です。シーガルズと協定を結んでいる自治体です。
後ろで、中国銀行加藤貞則頭取や岡山商工会議所松田久会頭、岡山経済同友会梶谷俊介代表幹事らが見守ってくれました。
さて、例年なら岡山県伊原木隆太知事が来られて、トップに挨拶をされますが、今回はスポーツ所管の大熊重行環境文化部長が代理出席でした。
開会前、一番に大熊部長の方から小職に挨拶に来てくれましたので、「いろいろご苦労様です。心中お察しいたします」と申し上げておきました。
岡山市は、大森市長とお話しましたが、アリーナ担当の岩田修文化スポーツ部長から「岡山大学さん、引き続き協力よろしくお願いします」と声をかけられましたので、「もちろんです。頑張ってください」と申し上げました。
いよいよアリーナ建設が佳境に入るステージです。
さいごまで、岡山大学の立場からは温かく見守りながら、岡山シーガルズ顧問の立場からは、専用練習場を持つ、大会で優先して利用できるアリーナが悲願でありますので、なんとしても建設までの具体的な道筋を確定させて頂きたいと強く祈念するものです。