ボルドー訪問⑤公共交通で巡る施設

11月29日(火)は、港町ボルドーの名物に牡蠣があります。瀬戸内の岡山も広島と並び牡蠣の産地です。寒くなった、今の時期から厳寒の2月、3月にかけてが、シーズン、最盛期です。ところで、ボルドーの牡蠣はアルカション湾で養殖されているそうです。新鮮な牡蠣を市場で頂く経験を岡山土産に持って帰りたく、牡蠣をベースにした生の貝と蟹と海老の盛り合わせを、レモンで頂きました。実は、現在、ボルドーで養殖されている牡蠣は、70年代にフランスの牡蠣が絶滅寸前になった時に、日本の熊本から持ってきたマガキだとお聞きしました。確かに見てみますと日本の牡蠣と同じ形した。大きさによって値段が違う点も日本と同じです。一方で、牡蠣の味の決め手は海水とその成分だそうです。小ぶりながら、さっぱりとした爽やかさの中にも深いコクがありました。蟹や海老も美味でした。

その後、昨日に続いて、再び公共交通と都市の賑わいの関係について、徒歩とトラムで現地を視察して廻りました。まちはXmasの装いの準備に入っており、多くの店舗で飾りつけが始まり、また、街中のあちらこちらではモミの木が売られていました。また、クリスマスマーケットは、ストラスブールでも開催されていましたが、ボルドーでも大劇場の前の通りを利用して開催されていました。広場にはたくさんの出店がされ、そこそこ大きな規模だと感じました。街の中心にある広場には個性的な店が並び、店はそれぞれ創意工夫を凝らした素敵な飾り付けがなされています。マーケット全体もイルミネーションで飾られていました。通りの中央のラインには、飲食ができるテラス席を設けたお店が軒を連ねていました。ハイセンスなグッズや土産物にもなる置物やアクセサリー、そしてクリスマスツリーの飾りやプレゼント、そしてチョコレートやボルドー発祥のお菓子であるカヌレが人気です。柔らかな生地にバニラとラム酒で風味がつけられ、由来となったカヌレ型で焼かれたお菓子です。

見物だけでしたが、ボルドーの市民や訪れた人たちは、とても楽しくて豊かな時を過ごしていると確信しました。

さて、夕方からは、再びボルドー大学へ戻り、日本への留学生の担当をされている鈴木恵里教授の授業へ参加させて頂きました。岡山大学からの留学生たちも4人授業に出席しています。昨日に続き、岩淵泰副センター長が話題提供をいたしました。また、来年の春から岡山大学へ留学を予定している3人のボルドー大学生ともお話をすることができました。ここでも授業のあとで、鈴木先生のご厚意により、学生たちのキャンパスライフについてヒアリングすることができました。

また、市内へ鈴木先生をお誘い申し上げて、岡山大学生4人も誘って、両校の交流を深めるために情報交換をいたしました。鈴木先生からは、フランス政府の方針で、EU域内の国へは優遇制度を継続するも域外の大学生に対する学費の大幅値上げ、相当に高い学費を徴求する制度への移行が予定されている情報など、貴重な情報とアドバイスを頂くことができました。