最近ではスーパー公務員というネーミングまで現れる時代になりました。
昨年度に続き、11月10日、備前市役所において、第2回目の備前市若手職員による政策アイデアコンペが開催されました。
試行錯誤を重ねて寝られた7つの提案があり、市民委員4名、市長、副市長、教育長、小職の合計8名による審査の総合得点で優秀なプランが決められる仕組みです。
そして、この審査を経て更に磨き込みをかけたプランは、予算措置を含み政策実装される実践的な取り組みをめざしています。
会の冒頭で、久しぶりに市長の吉村武司節を拝聴いたしました。
どの提案も、誠に時宜を得た創生プランでした。
市民委員からの積極的で的を射た質問の連続でした。
市民の皆さんの意識の高さも見事でした。
何とか市民協働で具体的な政策プランが推進できるように、微力ながら精いっぱいに講評を担当させて頂きました。
コンペ終了後、昼休みに入りましたので、備前市役所から一足伸ばし、紅葉の閑谷学校を拝観させて頂きました。
見頃とあって、平日ながら駐車場は混雑していました。
閑谷学校のHPでは「閑谷学校は江戸時代前期の寛文10年(1670)に岡山藩主池田光政によって創建された、現存する世界最古の庶民のための公立学校です。初めて閑谷の地に来観した池田光政は、「山水清閑、宜しく読書講学すべき地」と称賛、地方のリーダーを養成する学校の設立を決めたのです。この学校の永続を願う藩主の意を受けた家臣津田永忠は、約30年かけて、元禄14年(1701)に現在とほぼ同様の外観を持つ、堅固で壮麗な学校を完成させました。
平成27年(2015)4月には「近世日本の教育遺産群」として特別史跡旧弘道館、史跡足利学校跡、史跡咸宜園跡などとともに最初の日本遺産に認定されました。学ぶ心・礼節を重んじた近世の教育が、近代化の原動力となり、現代にも受け継がれていることが認められたのです。開校以来、講堂の床に正座して論語を学ぶ姿は旧閑谷学校の伝統です。今日もここに学ぶ研修生の論語を朗誦する声がこの谷に響いています。」と紹介されています。
秋の景勝である櫂の木が見事に色づいていました。
左右に二本の櫂の巨木があるのですが、孔子廟に向かって右の櫂の木の勢いが、やや弱っているような気がしました。
手入れの行き届いた紅葉は鮮やかでした。
気分転換させて頂きました。
昼食は備前市との市境にある和気町清水にある、そば処「栂」で、鴨ざる蕎麦2枚を食しました。
これは「お見事」と言える逸品です。
特に鴨と青葱と出汁のバランスと品質が抜群でした。
ここは皆様にお勧めできます。
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