倉敷市真備地区復興懇談会

西日本豪雨災害から4年と3か月、10月9日、真備の市民の皆さんに声をかけて「復興懇談会」が、まーびーふれあいセンターで開催されました。
午前中と午後の2回に分けての開催でした。
同地区復興計画推進委員の立場で市民の声を傍聴させて頂き、本日の意見を参考にして開催予定の11月の同地区復興計画推進委員会の参考にさせて頂くことが目的です。
午後の部だけ傍聴の予定でしたが、午前の部に復興防災公園の設計を担当している隈研吾先生が建設に向けた内容を説明されるとの知らせを受けて、双方に顔出しをさせて頂きました。
懇談会午前の部では、伊東市長自らが説明に立ち、隈研吾先生の到着を待って、復興防災公園整備の計画説明を隈研吾先生が行い、それを受けて、伊東香織市長が議論のやりとりに入り、市民からの質疑に丁寧に応答してました。

昼休みは、西日本豪雨倉敷市真備地区、復興の「食」のシンボルがいくつかありますが、私は、倉敷市真備支所傍にある、うどんの「さるや」に通い続けています。災害発生時は大変に復旧、復興に苦労されましたが、ご主人の頑張りで今は繁盛店です。ここへ来る個人的な理由は、多くのメニューから極辛のカレーうどんを必ずチョイスして、水害の記憶を風化させないようにしているためです。
毎回、汗だくです。
うどん屋さんらしく、魚だしが汁のベース、カレースパイスと絡んで、とても辛いけど独特の香りがたち美味しいです。

午後の部まで時間がありましたので、ここも全てが水に浸かり、復旧、復興に大勢の人たちの力を借りながら再生した、ジャズ喫茶「ごじとま」で、当店アニバーサリーブレンドのホット珈琲を2杯頂きました。オーソドックスなレコード盤から流れるジャズの調べに心洗われました。

午後の部は、より突っ込んだ質問が次々と出され、伊東市長、国土交通省、岡山県の三者はじめ担当者が丁寧に対応されました。11月の同地区復興計画推進委員会では、本日の質問の答えについて紹介ければと感じました。
ハード面では、復興のゴールが徐々に見えつつあります。一方で、市民主役で地域の防災計画を進めるのは、まだ合意形成が必要だと感じました。
傍聴参加により、とても多くのことを学べました。
誠意をもって市民に接した伊東市長に感服です。