東京での田舎暮らしを考える

先日、総務省系のふるさと財団のお仕事で訪問した、あきる野市五日市に、9月3日、再び参りました。
前回も市役所の方にご案内頂きましたが、まず、あきるのの地名の由来にもなっている「阿伎留神社」にお参りいたしました。
また、ここには立派な伝統ある神楽殿が、凛と構えて、どっかりと鎮座しています。
社を囲む木立が高く生い茂っていますので、霊験あらたかな雰囲気が境内には漂います。
周囲には、数件の空き家が散見されますので、すこし散策を兼ねて家庭菜園をされていたであろう庭も含めて拝見して歩きました。
眼下には秋川渓谷が広がり、大勢の家族連れが清流にテントを張って、まだまだ暑い夏を楽しんでいます。

さて、前回は調査業務でしたので温泉「瀬音の湯」に入浴することはできませんでしたので、今回は、時間をかけてゆっくりと楽しませて頂きました。
ここ瀬音の湯の泉質は、ほんとうにヌルヌル、トロトロという表現がぴったりの名湯です。露天風呂からは秋川の自然の風景が広がり、サウナも完備されています。
湯上りには、森のレストランなどの飲食とお庭を眺めながらリクライニングできるコーナーが完備されるなど、訪れる人たちをもてなす仕掛けが優しく施されています。
また、通路の壁には、秋川渓谷の野鳥や花の一級品の写真が展示されています。
どの写真も秀逸ですので、しばらく眺めていても飽きません。
心行くまで楽しませてもらいました。
帰りに廉価な地元新鮮野菜をゲットいたしました。

金時草(水前寺菜)、ツルムラサキ、モロヘイヤに、スダチとしし唐を追加して購入いたしました。自宅で、スダチをベースにした柑橘系ドレッシングでおひたしと天ぷらにして楽しみました。
デザートは紅白&ヨモギの素甘を買い求めました。
老後は、まだまだやりたいことが沢山ありますが、もう、都心へ通勤する気持ちは湧きません。
岡山での暮らしが板についています。
ゆっくりとした時間を過ごせる田舎での暮らしに思いを馳せた五日市での休息の時間でありました。