タイ王国との交流促進に向けた連携に関する協定

岡山シーガルズは岡山県とタイ王国間における交流の一層の促進と、岡山桃太郎空港とタイ王国を結ぶ直行便を誘致することを目的に、岡山県およびジェトロ岡山との連携協定を締結しました。

ここまでの道のりは長く、タイ国バレーボール協会との交渉や交流をお手伝いして参りました。岡山シーガルズの頑張りとファンの皆様の力、岡山県はじめ関係自治体とJETROや経済界の支援により、ようやくたどり着くことが出来ました。
岡山シーガルズ公式HPを引用します。

2022年7月4日(月)、岡山シーガルズは岡山県とタイ王国間における交流の一層の促進と、岡山桃太郎空港とタイ王国を結ぶ直行便を誘致することを目的に、岡山県および独立行政法人日本貿易振興機構岡山情報センター(以下、ジェトロ岡山)との連携協定を締結しましたのでお知らせいたします。岡山県庁で行われた締結式には、岡山県からは伊原木 隆太岡山県知事・県民生活部長・航空企画推進課長・マーケティング推進室長・観光課長・対外戦略推進室長、ジェトロ岡山からは相原君俊岡山貿易情報センター所長、岡山シーガルズ株式会社 河本 昭義代表取締役(岡山シーガルズ 監督)・川島 亜依美キャプテン・金田 修佳選手・髙田 さゆり取締役・三村 聡顧問が出席しました。

式では伊原木知事から「ジェトロ岡山と岡山シーガルズが『岡山シーガルズプロジェクト』を連携して進めており、岡山県もその連携に加わりタイ王国との交流を強力に推進できる体制を構築できたことを嬉しく思う。岡山のバレーボールチームが外国において人気が高いというのは凄いこと。今後三者が緊密に連携してタイ王国との交流を促進し、将来的に直行便の誘致でよりいっそう交流に弾みがつくことを期待している」、相原所長からは「ジェトロ岡山では昨年より岡山シーガルズと共に事業展開を行っている。岡山シーガルズはバレーボールチームとしての実力は周知のものであるが、その他にも相当な『国際力』を持つチームで、特にタイ王国にはとても多くのファンと抱えるとともに同国バレーボール協会とは強く太いパイプを持っている。人口減少社会を迎えている日本において海外ビジネスが重要な時代となる中、地元岡山の企業、特に岡山シーガルズのスポンサー企業にとってはシーガルズの国際力がタイへの売り込みにおいて強い武器になり得るのではと考えている。今回の提携に岡山県が加わることでビジネス面以外に人の交流にも注力でき、地元岡山に大きなメリットが生まれるのではと期待している。」とのご挨拶がありました。

また、河本代表取締役は「岡山シーガルズは2018年ジェトロ様主催の健康長寿広報展の後でタイ在住のシーガルズファンとの会合に参加。また、数回にわたりタイ王国バレーボール協会を訪問し交流を深めてきた。2019年にはチーム初の海外遠征でタイ王国を訪問しクラブカップに出場、その際に未来の子どもたちのための事業をバレーボールを通じて行うことが私達の『地域貢献である』と認識していることに共感し、同国代表チームの強化合宿を行った他、2020年には同国バレーボール協会と友好協定を締結した。今年はタイ王国代表選手の入団も決まり、コロナ禍の中でも着々と交流を進めてきた。この度の協定でより人々が行き来をし、物心両面で岡山が元気になるよう、私達も努力していきたい」とこの度の協定締結を受けての意気込みを述べさせていただきました。

協定式に引き続き、当チームに対する岡山県・タイ王国交流促進アンバサダーの任命式と連携シンボルの発表が行われ、川島選手・金田選手が任命書・連携シンボル入りのバレーボールを受け取りました。

今後、協定に基づき岡山シーガルズとして様々な取組に携わってまいります。

継続は力なり、岡山大学の立場からも、槙野博史学長が、「岡山シーガルズの活躍に向けた民間活力活用推進協議会」(略称・シーガルズ協議会)の委員をつとめられ、また、岡山市へのアリーナ建設への理解促進を含めて支援を続けて参りました。東京五輪の地域レガシーの具現化と地方創生を支援して参ります。