吉祥寺の宵

年明けに本格開業した、吉祥寺の絵本店「緑の指」を訪ねました。
女性を中心に店内には大勢のお客さんが来店されていました。
吉祥寺という土地柄か、大いに繁盛している様子に嬉しくなりました。

閉店時間まで店主と話し込んで近況報告をしたのち、友人をご紹介いただき、夕飯にお誘いいただきました。その友人の方の馴染みのお店ということで、成蹊大学正門前にある寿司の「まさ希」さんへご案内いただきました。
供される握り寿司は、すべてに味付けが施されており、ムラサキ(お醤油)をつける必要がありません。
見事な逸品に舌鼓を打ちました。
吉祥寺を舞台に、新たなビジネスモデルを考案しつつ、それを実践展開されているリアルな話題にびっくり致しました。
まさに東京ならではのビジネスシナリオです。
ただし、発想の先進性とユニークさは、地方でも大いに学ぶ価値があると感じました。

2軒目は、店主と二人で吉祥寺駅前のハモニカ横丁まで戻り、彼の行きつけのビールの品ぞろえの多さがウリの無国籍系のお店で生ビールを一杯頂き再会を期して乾杯いたしました。
井之頭公園の春爛漫の桜を見物したかった気持ちはありましたが、まさに花より団子の吉祥寺での宵の口から宵闇でありました。