昭和記念公園

新型コロナの影響で、しばらく訪れられなかった昭和記念公園です。年度最初の土曜日となった4月2日、散歩がてらに出かけました。桜は満開です。愛犬の散歩を兼ねて来園されている方々の実に多いことに改めて驚きました。小型犬から超大型犬までワンチャンの博覧会の様相でした。

さて、昭和天皇の崩御に合わせて立川基地の敷地を使い造成された国営の公園ですが、歴史を重ねるたびに、草花は成長を続けて、桜の木々も年輪を重ねて見事な景観を作り出しています。しばし縁石に腰をかけて、桜並木に見とれました。

また、GWあたりが見頃でしたでしょうか、昭和記念公園の名物はチューリップです(秋は銀杏並木です)。園内のあちらこちらで、チューリップも開花し始めており、桜とチューリップの組み合わせは誠に贅沢な光景であります。
実は、大病をした関係で、障がい者手帳を頂いており、入園料は無料で入園させて頂きました。九死に一生を得たと申しても言い過ぎではありませんでしたので、生きてもう一度、この公園の桜とチューリップを拝観できた喜びは筆舌にしがたいものがあります。
春風のそよぐなかを散り始めて舞い落ちる桜の花吹雪を見つめながら、いましばらくの命を頂いたことに心より感謝した散歩でありました。