NPOまちづくり推進機構岡山は、岡山県民一般に対して、誰もが気軽に楽しく参加できる地域のまちづくり活動の支援に関する事業を行い、会員相互の協力によって会員及び会員の関わるまちづくり事業の発展を期すことにより、快適生活県おかやまの実現に資することを目的とする特定非営利法人で、岡山市北区天神町に事務所を構えています。
9月22日は、18時30分から年次総会が開催され、理事や監事が事務所に集まりました。
岡山県の中山間地域は、農林水産物の安定供給や水資源のかん養、憩いと安らぎの場の提供など、公益的な機能を有しています。一方で、過疎化、高齢化の急速な進行により、耕作放棄地の増加や森林の荒廃、農林水産業の生産活動が低下するなど、さまざまな課題に直面しています。
こうした状況を踏まえ、岡山県では、小規模高齢化集落など、単独では集落機能の維持が困難な集落が含まれる地域において、小学校区、大字等の広域的な地域運営により、集落機能の維持・強化に取り組む地域を市町村からの推薦により「おかやま元気!集落」として登録し、中山間地域活性化の原動力と位置付け、市町村と連携を図りながらその取組を総合的に支援しています。
同機構では、こうした活動を現地でサポートしています。
さらにユニバーサルデザインの構築支援や多発する自然災害が続くなかで、地区防災組織の組成にあわせた防災マップ作りの指導、そして岡山大学のまちづくり活動に対しても、様々な支援をお願いしています。
この日は、三密対策の施した部屋で、限られた時間ではありますが、総会を開催して1年間の振り返りと次期計画について意見交換がなされました。
コロナ災禍が続く中で、活動にも大きな支障が出ています。
こうした困難にも負けずに創意工夫で活動を継続して参ることを誓い合いました。
美味しいお弁当をご準備頂き、早めに帰路につきました。