経済学系会議とマネタリーカンファレンス

年度末は、皆さん、何かと忙しい日々が続いているのではと思料します。

3月20日は、休日にも関わらず、経済学部系の先生方が大学に集合、午前中から午後まで、様々、多岐にわたる議題で会議がなされました。

わたしは学部所属の教員でないため、大学院の経済学系に係わる議題についてだけ参加をさせて頂いていますので、途中退出させて頂きました。

全国の大学で大学改革が進む中、新しい大学の在り方が問われる時代を迎えています。

お昼は、久しぶりに岡山済生会病院の近くにある「ぽん太」さんで、お昼の定食を頂きました。味は絶品です。

さて、翌3月21日は、諸般の事情で開催が延期されていた、九州大学マネタリーカンファレンスが、新型コロナの影響に考慮して、オンラインで全国をつないで開催されました。

国際金融に関する最新の研究が次々と報告されました。

平素、岡山を中心とした地域をテーマに活動しているため、世界の流れの速さに驚きました。

とりわけ、電子マネーや仮想通貨の普及が世界的に急速に進んでいる最前線での金融サービスの実態や今後の在り方についての報告では、社会のありようや人の暮らしの中でのマネーの役割が大きく変貌をとげつつあり、それを受けて、日本は金融機関の存在意義そのものが新たな価値基準を生み出さねば、生き残れない時代になってきている(日本は大きくこの波に遅れている)ことを学ばせて頂きました。さしたる研究が無いわたしですが、終了後はオンラインでの懇親会にもお加えいただきました。午前10時にスタート、21時納会というロングランのカンファレンスに満足いたしました。


そして、何より、国際金融分野の最前線の研究に取り組まれている先生方の研究者としての姿に心を打たれました。