令和2年度「高梁川流域中枢都市圏ビジョン懇談会」

令和2年度の高梁川流域中枢都市圏ビジョンはSDGsを目標として描かれています。

現在、わが国は人口減少・少子高齢社会の只中にあります。地域社会はこの傾向に歯止めをかけるべく、地域を活性化し経済を持続可能なものとし、国民が安心して快適な暮らしを営んでいけるようにするため努力を続けています。こうした地方圏において、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣市町村と連携して、人口減少に対する、いわば「地方が踏みとどまるための拠点」を形成することを目的に、岡山県の高梁川流域では、倉敷市を中核都市として、流域の7市3町が連携して高梁川流域中枢都市圏を形成し活動を展開しています。こうしたなか地域を形成するステークホルダーの代表者が一堂に介して計画を協議する令和2年度のビジョン懇談会が、令和3年1月25日、倉敷市で開催されました。今回は、SDGsの趣旨を踏まえつつ、第2期となる新たな成長戦略ビジョンの活動成果の報告と令和3年度の更なる追加提案がなされ、流域の商工会議所会頭、商工会会長、大学学長、病院長、金融機関、NPO、マスコミなど地域を構成する責任者が活発な議論を交わしました。


昨年に続き、小職が会長を拝命いたし進行役をつとめさせて頂き、質疑応答には伊東香織倉敷市長が応答する形式で進められました。

SDGs活動の象徴として、倉敷特産のデニム(ジーンズ)生地の余った端切れで製作された「SDGsマスクケース」が、参加者全員に配布されました。とてもお洒落なデザインで、また、新型コロナ対策を祈念したグッズであり、よきアイデアだと感心しました。

話し合われた活動のいくつかに岡山大学も関係を持っています。

岡山大学も地域の資源として、こうした活動に関り、地域貢献を進めて参りたいと思います。

会長を拝命する予定であったため、会議の本番前の午前中に、担当部局と事前打ち合わせをいたしました。午後2時開始の会議までに時間がありましたので、玉島(新倉敷駅から徒歩15分程)へ参りお気に入りの「さぬき屋」で、うどん定食を賞味させて頂きました。


満腹、満足で会議に臨むことができました。

また、週末に実施された倉敷市議会議員選挙のポスター掲示板がありましたので、記念に1枚収めました。

地方創生に向けた議会の新体制に期待いたしました。