倉敷古城池高校にて水島プラットフォームキックオフ

岡山県立倉敷古城池高校において、1月30日、高校が中心となって展開する水島地域の活性化活動を、地域社会を構成する産官学はじめ地域団体がサポート、高校生たちの活動が大きな起爆剤となって、水島地域全体のまちづくり活動に元気が出る流れを醸成することを目的とした「水島プラットフォーム」が設立されました。

古城池高校は、2年前から「総合的な学習の時間(古城池タイム)」を活用して分野別の課題研究「KT課題研究」として「水島との地域連携や社会連携」との取り組みを開始、水島コンビナートをテーマとした誘客プログラムや水島商店街の催事の支援、そして水島子ども食堂のお手伝い、先人の知恵や歩みを伝承する「聞き書き」活動などを通じて、地域に密着した多様なまちづくり活動を展開しています。


こうした活動は、県内はもとより広く全国にも知られるレベルにまで達しています。

岡山大学の学生も古城池高校の皆さんと水島商店街の活性化活動などでご一緒しています。

キックオフミーティングでは、冒頭に福田邦男校長先生から設立挨拶があり、そのあと小職から祝辞を述べさせて頂きました。

会では、これらの活動について高校生たちが報告を行い、みずしま滞在型環境学習コンソーシアム副座長で水島家守舎Nadiaの古川明代表が話題提供をしてくださいました。

そして参加した倉敷商工会議所や倉敷市はじめ水島地域を代表する組織の全員から、このプラットフォームへの期待と決意を表明頂きました。


結びは、岡山県教育庁高校教育課の室貴由輝参事(高等学校魅力化推進担当)からご挨拶を頂き閉会しました。

県立高校が単独で地域連携を展開する組織を立ち上げたことは、誠に貴重であると感じました。

今後の展開に大いに期待と希望がふくらみます。

古城池高校の生徒さんの活躍と先生方のご理解と英断に脱帽でありました。