岡山シーガルズ準優勝

1月25日、26日と国立代々木競技場第一体育館において2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN SEMI-FINALとFINALが連日開催されました。

1月25日のセミファイナルでは、岡山シーガルズ 3 (26-24.25-14.19-25.23-25.15-7) 2 デンソーエアリービーズと岡山シーガルズがデンソーエアリービーズをフルセットで下し決勝戦のファイナルへ出場しました。

選手が暮らす赤磐市からかけつけた熱烈な女性ファンと声の限りにエールを送りました。勝利の瞬間には手を取り合いました。

さて、翌26日は、試合前の時間を利用して井の頭線の駒場東大前で下車、妻と駅そばの日本蕎麦屋で蕎麦を食してから、目黒区から渋谷区へ抜ける界隈を散歩いたしました。駅から静かな高級住宅街を歩きますと、ほどなく目黒区立の駒場公園です。

門をくぐると和館があり、はやくも梅が満開の様子に驚かされました。少し寒かったですが、縁側へ座ってお庭をしばらく眺めました。そしてもう少し奥へ参りますとレンガ造りの瀟洒な洋館が見えてきます。

この二つの建築物が旧前田家の本邸です。洋館は広く贅を尽くした内装で、ふかふかの赤じゅうたんが敷きつめられ明治大正のロマンを感じることができます(私が学生の頃は、ここは近代文学博物館であったと記憶しています)。

そこから東大駒場キャンパスを通り抜け、渋谷へ下りました。

渋谷の街は若者や外国人で溢れており、われわれの年代ではついてゆけず、明治神宮まで参り、岡山シーガルズの必勝祈願をいたしました。

参拝を済ませて気が付くと、岡山大学の同僚である渡部英広さんのお嬢様の書「秀麗富士」が、全国少年新春書道展で堂々の香川県代表入選作品として、明治神宮に掲げられて(奉納されて)いました。

それにしても小学生とは思えないできばえに、びっくりでした。

そして1月26日(日) ファイナルでは、これまたフルセットの激闘の末に、岡山シーガルズ 2(22-25.26-24.25-23.14-25.7-15) 3 JTマーヴェラスのセットカウント2-3で、岡山シーガルズは涙をのみました。

両日ともに、自由席チケットを購入して応援団の皆さんとは少し離れた試合会場の上段階から応援させて頂きました。

本当に素晴らしいエキサイティングな感動と心の深くから湧き上がる感激を頂くことが出来ました。

生涯の思い出に残る二日間でした。

また、2020年度バレーボール女子日本代表チーム、火の鳥NIPPONの登録メンバーが決定、岡山シーガルズからは、セッターの宮下遥選手とミドルブロッカーの及川真夢選手が選出されました。

優勝こそ逃しましたが、準優勝を遂げた岡山シーガルズの健闘を讃えるとともに、いよいよ東京五輪に向けて、宮下遥選手と及川真夢選手のお二人には頑張って頂きたいと思います。

さて、祈願の甲斐なく決勝戦では涙をのみましたが、ファイナルが終わり、応援にいらしていた財務省の古谷正彦審議官と渋谷で夕食を共にさせて頂き、前向きな試合の感想会をいたし、これからの岡山シーガルズの活躍を祈念して帰路につきました。


東京で過ごす久しぶりの充実した時間でした。

夢と希望をくれた岡山シーガルズに感謝です。