甚大な被害をもたらした台風19号から1か月がたちました。
11月11日は、倉敷市真備支所1階会議室を会場として、第1回となる倉敷市真備地区復興計画推進委員会が開催されました。この委員会は、平成30年7月豪雨災害からの復興に向けて、倉敷市真備地区復興計画に基づく事業を着実に推進するため、倉敷市真備地区復興計画推進委員会として設置されたもので、初会合には、住民代表と、有識者として岡山大学から環境理工学部の橋本成仁准教授と小職など22人が参加しました。会では平成31年3月末に策定された「倉敷市真備地区復興計画」に基づき、真備の復旧・復興に向けたこれまでの取り組みや同計画の進捗状況などが報告され、さらに復興計画進捗の実態を把握するために住民向けに開催された「真備地区復興懇談会」での意見を踏えた今後の見直しが倉敷市から説明がなされました。
出席した委員からは「商業や農業の復興に向けた更なる意見やハザードマップの更なる有効活用と併せた地域実態に即した避難経路の検討と確保への取組み、小さな子供達を守る創意あふれる取り組み」など多くの意見が出されました。
倉敷市では、委員会で上がった意見をもとに見直し計画案の策定に着手する方針です。
まだまだ完全な復興までには、課題が多く残りますが、真備地区ではスピード感あふれる復興が着実に進められています。
この経験を台風19号で被災された地域の皆様と共有できればと痛切に感じます。
今回の推進委員会では、計画策定委員会に続き委員長を拝命しました。
これからが本番、精一杯務めさせていただきます。
帰りに、復興のシンボルのお店として人気の高い、真備支所隣のパン屋さん「パンポルテ」で人気のカレーパンを5個購入、お土産に大学へ持ち帰りました。
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