タイ王国ナショナルチームは、11月5日、岡山への来日を報告のため岡山市へ市長や議員を表敬訪問されました。
大森雅夫岡山市長はじめ関係者からの歓迎のあいさつを受け、タイ王国ナショナルチームも監督とキャプテンのヌットサラ・トムコム選手が挨拶、そして岡山シーガルズもキャプテンの吉田みなみ選手と川島亜依美選手が参加、川島選手から挨拶をさせて頂きました。小職は河本昭義監督(社長)が所要のため、名代として列席させて頂きました。
こうして岡山市側からは記念のシャインマスカットが贈られ、タイ側は選手のサイン入りのユニホームはじめとする記念品の交換がなされました。
プレゼントに感謝の意を表して、その場で、選手たちは味わいました。
今回の来岡を契機に岡山シーガルズとナショナルチームは、長きにわたる関係を結ぶことをお互いが宣言いたしました。
記念すべき会見となりました。
翌日、11月6日は、赤磐市のふれあい総合体育館にて赤磐市の歓迎を受けました。
友實武則市長から歓迎の祝辞を受け、ここでも赤磐市特産の葡萄がプレゼントされました。
この日は練習の後で、吉井川流域DMO(赤磐市、瀬戸内市、和気町の3市町で構成)活動の一環として、ナショナルチームを、赤磐市にあるドイツの森にご招待いたしました。昼食をとっていただき、そのあと園内を散策、アルパカと遊ぶなど、リラックスした時間を過ごしてもらえました。
シーガルズ、DMO、赤磐市、JTB、そして岡山大学の皆さん、ご苦労さまでした。
また、11月8日、ナショナルチームは、岡山が世界に誇るダイヤ工業さんを訪問、食堂で人気のヘルシーランチをごちそうになり、そのあとで選手やコーチの皆さんは、オーダーメイドで運動能力支援装備の注文はじめプロを支える数々のスポーツサポート用品をショッピング、そしてお気に入りのグッズを購入されました。
岡山が鍛えた冠たる技を世界へ、タイと岡山を結ぶ架け橋をシーガルズがご縁となり、両国の先進企業を結びつける流れを具現化して参ります。
さらに、11月10日、ナショナルチームは、岡山市民マラソンを横目でみながら、倉敷美観地区やアウトレットモールで自由時間を楽しみました。
先日に続いて、おかやまの魅力が、スター選手の皆さんのSNSを通じて、タイにどんどん発信されています。
われわれは通訳さんを瀬戸大橋(鷲羽山)まで、ご案内いたしました。
11月11日は、岡山理科大学所有の体育館で、夕方から、地元の小中学生のバレーボールチームを迎えて、タイの選手によるバレーボール教室が開かれました。
岡山を代表する子供たちのチームのレベルの高さに、タイチームもびっくり、とてもパワフルな動きを見せてくれながら、本気で指導にあたってくれました。
シーガルズの選手も加わっての交流となり体育館は大きなかけ声と熱気に包まれ、応援に駆け付けたご家族も大満足の笑みをたたえていました。
こうした子供の指導での両国の交流も、とても大切に育ててゆきたいと確信いたしました。
11月12日は、岡山商工会議所を会場に、タイ王国バレーボール協会との東京2020オリンピック競技大会における事前キャンプに関する協定調印式が執り行われました。
岡山側は、岡山市、岡山県、岡山県バレーボール協会、岡山シーガルズの4者です。
オール岡山で、タイとの関係を深める大きな第1歩を刻むことができたと確信します。
岡山シーガルズの視座からは、今回の東京オリンピックを契機として、今後、継続的にタイ国バレーボール協会と親密な関係を構築することによる、技を高め合う友好関係の向上とグローバル展開によるチームの飛躍です。
こうして、東京五輪とSDGs、さらに地方創生が本番を迎える中で、岡山シーガルズのアジア展開を世界に情報発信する機会が訪れました。
11月19日~20日、さいたまアリーナで「スポーツビジネスジャパン2019 together with スタジアム&アリーナ2019」が開催され、五輪を控え、日本と世界中のスポーツビジネスに関わるプロや関係者が一堂に集います。
そのセッションB-14「スポーツで日本とアジアを繋ぐ」(11月20日16:15 – 17:00)で、DBJ地域企画部桂田隆行様の進行により、Jリーグパートナー 事業部長兼国際部長の山下修作氏、 Bリーグ経営企画グループ・国際グループマネージャーの斎藤千尋氏と共に、岡山シーガルズ顧問の立場で登壇、市民主役のクラブチームである岡山シーガルズのアジア展開を世界に紹介できる運びとなりました。
シーガルズの応援よろしくお願いいたします(写真は来岡中のタイナショナルチームとシーガルズ:許可を得て掲載)。