タイ女子バレーボールナショナルチーム来岡

東京五輪カウントダウンそしてSDGs活動の一環として、女子バレー岡山シーガルズがタイ国ナショナルチームを岡山へ招聘いたしました。岡山大学地域総合研究センターは、JETRO、日本政策投資銀行、中国銀行、岡山経済界と連携して、この企画をSDGs活動の一環として位置付け、誘致交渉役を担当させて頂きました。そこでは、岡山シーガルズの支援を通じてSDGs 推進で目指す、「4.質の高い教育をみんなに:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する~2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。」の実現に向け、女子バレーが盛んなタイ国を訪問、タイと岡山の具体的な連携を提案して参りました。


その念願がかない、11月2日から16日まで、タイのナショナルチームが岡山へ来日いたすことになり、11月2日は、岡山シーガルズの名代として、関空へお出迎えに参上させて頂きました。さっそく、タイナショナルチーム監督と心をひとつにさせて頂きました。

来年はいよいよ2020年東京五輪、そして今年は、タイ国バレーボール協会創立60周年、そして岡山シーガルズ創立20周年など、大きな節目です。こうした背景を踏まえて、とても具体的な「岡泰交流」交渉をまとめることが出来ました。

今後は、女子バレーボールの活動を契機として、SDGsが掲げる「質の高い教育をみんなに:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の実現に向け、さらには岡山県や経済界のタイへのアプローチ、岡山へのタイからの観光インバウンドの環境づくり、などについて情報交換や意見交換を行う流れを醸成したいと考えています。その大きな一歩を刻むことが出来ました。

プロスポーツの持つ覚悟と潔さを、迎える岡山が市民をあげて讃え、理屈抜きに、おもてなしいたしたいと思います。
こうして初日は、関空から岡山までバスでお連れして、無事にチェックインするまでお世話いたしました。

二日目、11月3日は、タイチームが練習する中国学園大学の体育館へお弁当をお届けして、さらに今秋改装が完成した倉敷市水島の福田体育館で開催された対デンソーとの公式戦見学にチームは移動、タイの選手たちも会場では大きな声援を送ってくれました。

会場では、始球式に伊東香織倉敷市長が、さたに高梁市から近藤隆則市長も来られており、小職は、このお二人のお相手を担当いたしましたが、そこでもタイ来岡の紹介をさせて頂きました。


首尾よくタイナショナルチームが東京五輪への出場が決まれば、来年の本番前に、もう一度タイ来岡の可能性があります。

その際には、倉敷の体育館も利用して欲しいと伊東市長からご依頼がありました。

さらに11月4日は、岡山市内で、早々にタイチームと岡山シーガルズの交流練習試合が開催されました。気合の入った3セットを観戦させて頂きました。

こうした一つ一つの積み重ねにより、大切にスポーツを活用した地方創生を続けて参ります。