台風19号の中を東京へ

都内で総務省関連団体「地域総合整備財団」の会議に出席のため10月10日は校務を早めに終えて出張いたしました。

岡山駅で「G20保健大臣会合in岡山」のポスターを発見しました。

三好野「岡山名物大集合」弁当で元気出して、行きはヨイヨイ帰りはコワイ、台風と競走しながら東京へ突っ込みました。


東京では、早々と超大型台風の影響で10月12日は、新幹線はじめ中央線などの計画運休の情報が入りました。

拙宅の百日紅や紫式部など、ささやかに咲く庭の花が吹き飛ばされてしまうのは可哀想です。


こうして10月11日は、麹町の「地域総合整備財団(ふるさと財団:看板書者は故梶山静六氏)」で、全国の地域再生マネージャー事業案件の進捗状況へのアドバイス会議が開催され全国から採択された事案へのアドバイスを実施いたしました。

岡山県からは真庭市社地区及び湯原温泉の事業提案が採択され現地視察させて頂いています(写真資料)。


座長は法政大学図司直也教授、また、総務省人事異動に伴い角田秀夫地域自立応援課長(地域おこし協力隊担当)が新たに就任されました。
全国の頑張る自治体の奮闘ぶりに大いに議論が盛りあがりました。

また、角田課長は、若い頃、岡山市へ出向されており、岡山大学がある津島にお住まいだったと伺って、旧倍のご指導をお願い申し上げました。

翌日10月12日は、台風19号の直撃を東京の拙宅で迎えました。

東京では八王子市や日野市に早々と避難勧告が出されました。

また、多摩川が決壊したとの知らせに驚きを隠せませんでした。

さらに次々と入る被害の拡大を知らせるニュースに動揺いたしました。

10月13日、台風は関東を通過、東北に大きな被害の報道が続き、いまだに気を抜けない事態が続きました。

帰りの新幹線で、大勢の犠牲者と被害をもたらした台風19号のビフォー&アフターに改めて激甚災害について考えさせられました。

拙宅の百日紅は強風ですっかり散りました。

富士川は霊峰富士と共に水に濁りはありますが、はや、何事も無かったかのように悠然でありました(行きと帰りの写真を掲載します)。
人は自然の力にはあらがえないことを思い知ります。


一方で、こうした異常気象は人災とも言えると思います。

ちなみに静岡県下では、新幹線の車窓からの眺めですので限定的かもしれませんが、大井川、天竜川は増水して濁流が勢いよく流れていました。