東備での休日

いよいよ岡山の実力発揮の季節となりました。

7月28日は、久しぶりのオフでした。この日は朝から東備エリアへ出かけることにいたしました。

まず赤磐市直売所訪問です。桃と葡萄が最盛期を迎えています。

山梨や福島の桃や葡萄も素晴らしいですが、岡山の最高傑作は味や香りはもちろん、見栄えも絶品です。生産者の方の手塩にかけたご苦労を垣間見ることが出来ましょう。

とは申せ、私は店外に並んでいるB級品ながら清水白桃をゲットです。見栄えやちょっとしたしみなどありますが、味にそん色はないと思います。冷蔵庫であまり冷やしすぎないようにして頂くのがコツのようです。

遅い朝食は、お気に入りの「麦のひげ」のベンチで焼き立てパンを無料のホットコーヒと共に頂きました。この時間は、ささやかながら私には本当に最高の時間です。

そして、瀬戸内市長船町福岡で、月1回第4日曜日に開催されている、備前福岡の市へ参りました。お店をひやかしながら、妙興寺に参拝、そして仲崎邸を見学しました。妙興寺には黒田官兵衛の曽祖父高政と秀吉五大老の宇喜田秀家の祖父興家の墓があります。暑さが厳しい中でのまち歩きでしたので、吉井川沿いにある一文字うどんで元気をもらうことにいたしました。ここは地元の小麦粉にこだわった名店で、地粉の麺は色が少し黒いのが特徴です。かぼちゃと万願寺のてんぷら、そしてワカメを添えて、おつゆは薄味を選択、大盛りを一気に食しました。

それからクルマを牛窓方面へ走らせ、途中で、最近人気の「駄菓子屋」さんに立ち寄りました。大型の倉庫全部に駄菓子が所狭しと並べられ、様々な工夫をした陳列を楽しめるように売られています。驚くような人出で、駐車場は満杯状態でした。ここも新しい東備の名所であると言えましょう。

そして、牛窓へ参り、久しぶりに「オリーブ園」に参り、瀬戸内の絶景を楽しみ、ここではソフトクリームを食しました。そして牛窓海岸へ足を延ばしました。この日は子供たちは夏休み、そして梅雨明けの日曜日とあって、海水浴客の人で海岸は陣取り場所がないほどに最高に賑わっていました。

こうして牛窓の風情を楽しみながら、これまた久し振りの牛窓「きびや」さんで最高級の手作り羊羹「彩」をゲットしました。甘さ控えめながら国産の素材にこだわった甘さはほのかで品があります。

そして本日の仕上げは、夏の恒例、お目当てのスイカです。いろいろな品種が並びますが、今年も牛窓産の「紅まくら」をゲットです。ラグビーのボールのように、少し細長いスタイルが特徴です。まさに食べごろ、糖度は12度を超えているのではと思います。

帰り道に、昨年の西日本豪雨災害で決壊した岡山市東区平島地区の堤防の修復状況を遠望しました。

こうして帰宅、清水白桃と紅まくらの甘い香りに誘われたのか、ベランダにクマゼミが来訪です。

夏本番の一日でありました。